『人喰いの大鷲トリコ』PS3での開発が技術的に行き詰っていたことが判明。PS4移行後はほぼ全てやり直すことに

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2009年にPS3用ソフトとして発表され、『ICO』『ワンダと巨像』を手掛けた上田文人氏の新作とあって大きな注目を集めることとなった『人喰いの大鷲トリコ』。しかし、2011年に制作上の都合から延期が発表されて以降は続報が途絶えてしまい、そこに上田文人氏のSCE退社も重なるなど、多くのユーザーが『人喰いの大鷲トリコ』の存命を信じ願う一方で、どこか諦めムードが漂っていたことも否定できない本作ですが、ついにハードをPS4に移した新生『人喰いの大鷲トリコ』がE3 2015で正式発表されました。

そんな『人喰いの大鷲トリコ』の内部事情について、SCE WWSプレジデントの吉田修平氏が話してくれました。氏によると、発表当時はあの映像で動いていたものの、ゲームエンジンに実装してみるとパフォーマンスやフレームレートが低く、全ての要素を入れることもできなかったとのこと。開発的には順調だったことから発表に踏み切ったが技術的には完全に行き詰っていたと告白しています。そして、そのような状態のままPS3で作り続けてもゲーム内容をはじめとした諸々に関して妥協しなければならない部分が出てきてしまうし、ユーザーがイメージするビジョンにも届かない。それならばと、最高の形で実現できるPS4へのプラットフォーム移行を決断したそうです。それが2012年のことなのですが、PS4への移行後も、もともとPS3という特殊な環境で開発していたため、PS4用にほぼ全てやり直す必要があり、とても時間がかかってしまったとのこと。吉田修平氏は「今考えても、技術的にやるべきこと、PS3で実現したかったことの難易度が高かった」と振り返っています。

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 ・電撃オンライン

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