『メタルギアオンライン』初心者でも上級者から感謝されるような活躍ができるように作られている ─ コジプロ沖ディレクターインタビュー

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『メタルギアソリッドV:ザ・ファントム・ペイン』に収録される新たな『メタルギアオンライン』について、小島プロダクション クリエイティブディレクター沖幸太朗氏のインタビュー記事が公開されました。

  • 今回の『MGO』は、『MGSV:TPP』のマルチプレイヤーモードなので、単体で遊ぶよりも、本編を遊ぶことでより楽しめる。
  • 同時に遊べる最大人数は調整中だが、遊んで一番楽しいチームの人数として、全体で12~16名程度を想定している。
  • (東京とロサンゼルスの開発チーム連携について)『MGSV:TPP』本編は東京の小島プロダクション、『MGO』はロサンゼルススタジオで制作するという形で、基本的には分割されているが、根本のシステムはFox Engineをベースにしたほぼ同じもの。一部スタッフは東京とロサンゼルスを行き来するなどして、お互いの業務を協力しあっている。なお、ロサンゼルスでの開発は沖幸太朗氏が制作指揮を執っている。
  • (プレイヤー間のコミュニケーションについて)登録された無線音声を選択することで、ほかのプレイヤーに気軽に挨拶や救援要請を出せる「プリセット無線」といったコミュニケーションツールを用意。
  • 前作『MGO』に搭載されていた「SOP」の代わりに、TPP本編にも登場するマーキングシステムを新たに導入。双眼鏡などで敵プレイヤーにマーカーを付けることができ、そのマーカー情報は味方プレイヤーと共有可能。本編同様に諜報活動が重要なファクターとなる。
  • 『MGO』のマップはオープンワールドではなく、独立したマップが複数用意される。これは、ゲームのテンポ感を上げることに加え、様々な地域、地形、気候などを楽しんでもらいたい為。
  • 天候はTPP本編同様、ゲーム中ダイナミックに変化し、戦況に影響を及ぼす。時間については、リアルタイム変化ではなく選択する形を採用。
  • ルールには一般的なものから、かなり特殊なものまで複数揃えている。前作から継承したルール「チームスニーキング」は、メタルギアならではの緊張感ある潜入ゲーム。非殺傷武器しか持てない代わりにステルス迷彩で姿を隠して行動できる潜入側チームと、見えない敵を相手に殺傷武器による攻撃で対抗する防衛側チームの攻防が楽しめる。
  • カメラ機能のひとつとして自撮り機能を実装予定。
  • シューティングの初心者から上級者まで、誰もが活躍できるように作っている。様々なチーム連携の要素によって、射撃が苦手な初心者が上級者に感謝されるシチュエーションが生まれるようにもしている。例えば、初心者が後方支援として遠くから双眼鏡で敵にマーカーを付けることで、前線にいる上級者の味方プレイヤーに敵の位置を知らせることができる。
  • 『MSG:TPP』本編と『MGO』は、一部要素においてお互いに影響を及ぼす。ただし、TPPを遊ばないとMGOで勝てないといったことがないようになっている。

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 ・4Gamer

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