『聖剣伝説』小山田Pインタビュー:2年後の『聖剣伝説5』は据え置きハードか。それまでにシリーズ1~3を現行ハードで遊べるようにしたいとの意向も明らかに

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現在、スマートフォン向けに『聖剣伝説 RISE of MANA』が配信中の『聖剣伝説』シリーズ。スクウェア・エニックスが誇る人気アクションRPGシリーズである本作の歴史は、1991年にゲームボーイ向けに発売された『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』から始まりました。

1作目のサブタイトルが示す通り『ファイナルファンタジー』のスピンオフとして登場した『聖剣伝説』シリーズですが、1993年にスーパーファミコン向けに発売されたシリーズ2作目の『聖剣伝説2』以降は独立した作品として様々なハードで展開されており、シリーズの全世界累計出荷が600万本を突破する名実ともに人気の作品となっています。

そんな『聖剣伝説』シリーズのナンバリング最新作『聖剣伝説5』に向けた意気込みを、小山田将プロデューサーが電撃オンラインのインタビューに対して語っています。

――ユーザーも今年で『サガ」が25周年。再来年に『聖剣伝説』が25周年と、いい流れで盛り上がってほしいという気持ちがあると思います。『聖剣伝説』シリーズの25周年については、もう何か準備をされているのでしょうか?

小山田:『聖剣伝説』シリーズは、今だと現行のハードでほぼ遊べないタイトルなんですよ。特に『聖剣伝説3』に至ってはSFC版しか遊べない。ですから『聖剣伝説 ‐ファイナルファンタジー外伝‐』『聖剣伝説2』『聖剣伝説3』とシリーズをちゃんと遊べる状態にしつつ、2年後に『聖剣伝説5』を出したいです。もちろん『聖剣伝説 RISE of MANA』も、それまで継続させたいですね。

――ファンとしてもすごく楽しみです。2年後に『聖剣伝説5』を作るとしたら、どの機種で作りたいですか?

小山田:それは難しい質問ですね。なにせ、2年後ですから。ただ、ユーザーが望んでいるのは据え置きハードだと感じています。『聖剣伝説 RISE of MANA』はスマートフォンなので、大人になって過去作を遊べないユーザーや新規の方でも手に取りやすい環境になっていますが、それはそれとして、腰を据えて遊びたいというユーザーさんも一定数いるんですよね。そちらに向けても、きちんと物作りをしないといけない、という意識はつねにあります。

ということで、小山田プロデューサーは、『聖剣伝説』のナンバリング作品をまずは現行ハードで遊んでもらえる状態にしてから、シリーズ最新作『聖剣伝説5』へと繋げたい意向を明らかにしました。確かに『聖剣伝説3』は携帯やスマホへの移植もされていませんし、バーチャルコンソール版も配信されておらず、今実際にプレイしようと思うと少々ハードルが高くなっているので、どのような形であれ、現行ハードで遊べるようになれば嬉しいですね。

また、『聖剣伝説5』を据え置きハードで発売する可能性にも言及。発言のニュアンス的にはそれほど強い可能性を感じられるものではありませんが、小山田氏は以前にも「旧来のファンが納得する聖剣伝説シリーズとして聖剣伝説5をつくりたい」と語っていましたし、同氏の働きかけによって「これを待ってた!」とファンが唸るような最新作が登場することを期待したいところです。

関連リンク
 ・電撃オンライン

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