『人喰いの大鷲トリコ』の米国商標『The Last Guardian』が2度目の放棄

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今年で発表から6年目、プロジェクト始動からは実に8年目を迎える『人喰いの大鷲トリコ』。発表当初は『ICO』『ワンダと巨像』という名作を生み出したTeam ICOの新作として大きな注目を集めたものの、2011年の発売延期以降、続報が長らく途絶えているばかりか、開発の中心人物である上田文人氏のSCE退社が報じられるなど暗雲立ち込める状況が続いています。それ故に、何度も開発キャンセルの噂が飛び交い、その都度SCEにより否定されるというイタチごっこが発生していたりもするのですが、今回はそんな『人喰いの大鷲トリコ』の北米商標『The Last Guardian』が放棄状態になっているというニュースが伝えられています。

『The Last Guardian』の商標が放棄状態となったのはこれが初めてではなく、同じことが2012年にもありました。その時は3日後に再申請が行われて復活。2ヶ月以内であれば再申請が行える仕組みだそうなので、今回も再び申請される可能性は十分に考えられます。

現在はSCE外部からフリーランスとして開発に携わっているはずの上田文人氏は、2013年の海外誌インタビューで「私のクリエイティブな仕事はほとんど終わっているが、いつ、どのような形で詳細を迎えるかは私のコントロールを超えている」と語っていました。しかし、2014年末の最新インタビューでは「環境を一新して制作進行中」とコメント、一旦完了を迎えかけた開発が再スタートしたことを窺わせており、ここから当初予定されていたPS3からPS4へプラットフォームを移行した可能性が感じ取れます。もし実際にプラットフォームが移行されているとしたら、それに伴うタイトルの変更ならびに旧商標の放棄なんてこともありそうですが…。

とにかく本当に開発が継続中なのであれば、そろそろいいかげんに何らかの情報が欲しいところです。

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 ・Game*Spark

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