『リネージュ』や『ブレイドアンドソウル』などで知られる韓国NCSOFTは、現在開発中のオープンワールド型MMOサードパーソンシューター『Project LLL』を発表しました。2024年リリースを目標に、PCとコンソール向けのグローバル展開が計画されています。
『Project LLL』について
ゲームプレイトレーラー
100%実際のゲームプレイ画面で制作されており、射撃・移動・ナビゲーション・マルチプレイなど、シューティングゲームの重要な要素を確認することができる。
ゲーム概要
プロジェクトリーダーSeeder Jaehyun Bae氏インタビューより
- 最近流行のルーターシューターやバトルロイヤルとは全く異なる新しいジャンルを作りたかった。「シューター」「MMO」「オープンワールド」というキーワードを盛り込んだ新規IPで、NCだけの新しい市場を作りたい。
- NCの従来ゲームとは異なるプレイスタイルや要素を組み合わせたプロジェクトとして開発しており、コミュニティとその一部を共有できることに興奮している。
- 30km以上の土地がシームレスに繋がった広大なオープンワールドを提供する。
- 最新のUnreal Engineで開発中。
- 本作はSFゲームだが、オルタナティブ・ヒストリーのサブジャンルに分類されるゲームとも言える。過去のある出来事によって、私達が知っている歴史が違う形で進行したという考えから始まった世界が舞台。荒廃したソウル、10世紀のビザンティン帝国、そして23世紀の未来が同じ伝承の中で混ざり合っている。
- 伝承を作るうえで小説『Foundation』や『Dune』を参考にした。また、ゲームの題材としてはフィリップ・K・ディック氏の小説に影響を受けた。『ブレードランナー』『トータル・リコール』『高い城の男』などに見られるようなテクノロジー、人間の正義、異世界の歴史をテーマに物語を展開するように心がけた。
- ソウルに何度も足を運び、立体地図を活用した調査やフォトスキャンで拠点を整備し、そこに想像力を働かせながら様々なディテールを加えていった。美観も大切だが「どのくらい時間が経過したのか」「何が起こったのか」「誰がここにいたのか」などの疑問を解決することも心がけた。