噂:「Nintendo Switch 2」プロトタイプ画像とスペックがリーク|※更新

スポンサーリンク

任天堂の次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2(仮称)」の工場プロトタイプされる画像がオンラインで流出し話題になっています。

もともとは中国のウェブサイトで共有されたものという11枚の画像がRedditに投稿されました。そこには、Nintendo Switch 2と主張されるデバイスのレンダリング画像が、時に現行Switchとの比較を交えつつ写っています。プレートを外した内部の写真も1枚含まれています。

画像からは、大きくなったディスプレイや上下両方に搭載されたUSB-Cポート、そしてJoy-Conの改良されたSL/SRボタンや前面のプレイヤーLEDなどが確認できます。

ゲームカートリッジスロットは現行モデルと同じサイズに見えることから、後方互換性を維持する可能性が高いと推測できます。また、追加されたUSB-Cポートについて、2台のSwitch 2を接続してデュアルスクリーン体験を実現するのではないかという憶測も広がっています。これは以前から噂されていた「Switch 2がデュアルスクリーンになる」というリークと関連付けられています。

これらの画像の真偽を完全に確認することは困難ですが、8インチの大型ディスプレイ搭載し、コントローラーは磁気式のアタッチメントを採用するといった過去のリークと一致する点が見られます。ゲームメディアVGCは、接触した情報源の1人がこの画像について「任天堂がパートナーに期待するよう伝えたデザインと一致する」と話したと伝えており、噂に一定の信憑性を与えています。

なお、ディスプレイについては、コスト削減のため高品質なOLEDではなくLCDが採用される可能性が英調査会社オムディアより指摘されています。中国の周辺機器メーカーMobapadは、Switch 2が携帯モードで1080P、ドック接続時には4Kに対応すると主張しています。

さらに、画像とは異なるリーカーが投稿したとされる仕様リストの内容は下記の通りです。

  • SoC(CPU + GPU)モデル: GMLX30-R-A1
  • メモリモデル: MT62F768M64D4EK-026(6GX2デュアルチャンネル、LPDDR5X、7500 MT/s)
  • フラッシュメモリモデル: THGJFGT1E45BAILHW0(256GB、UFS 3.1、Kaixia製、2100 MB/s)
  • オーディオチップモデル: Ruiwu ALC5658-CG
  • NFCリーダーモデル: NXP IPN7160B1HN
  • 内蔵マイクモデル: CMB-MIC-X7
  • デュアル冷却ファン、モデルBSM0405HPJH9およびBSM0505HPJQC(銅製ゲーミングヒートシンク)
  • 映像信号変換(DisplayPortからHDMI)チップモデル: Ruixian RTD2175N(HDMI 2.1対応)
  • ネットワークチップモデル: Ruiming RTL8153B-VB-CGおよびギガビットイーサネットチップ(ベースにネットワークケーブルインターフェースあり)
  • マイクロコントローラーチップモデル: STMicroelectronics JSTM32G0OB0OCET6
  • ビデオゲーム機保護ケースモデル: HGU1100(サイズ: 206 x 115 x 14mm、プラスチック製)
  • スピーカー: MUSE BOX-LおよびMUSE BOX-R(2チャンネルステレオ)

なお、本件に関しては現時点では噂の域を出ておらず、正確な情報は任天堂の公式発表を待つ必要があります。


【更新 9/24 5:30】:Digital Foundryが今回のリークについて「ほぼ間違いなく本物」と発言したました。

中国のウェブサイトから流出し、その後redditに投稿されたとされるこの一連の写真には、プロトタイプのコンポーネントが含まれており、「実際のハードウェアの形態を示す初めての具体的な証拠」を提供していると、Digital FoundryはEurogamerへの投稿とYouTube動画で説明しています。

Digital Foundryによると、台湾からの出荷情報を追跡した過去のリークにより、「先週のリークが本物であること、少なくとも2023年10月時点の古いプロトタイプとしては正確であることが確認できる」とのことです

IGNのインタビューで、Digital Foundryの責任者Richard Leadbetter氏は、これらの写真が本物である理由を次のように説明しました。「偽のケースを3Dプリントすることは簡単なので、このリークに対して懐疑的になるのは当然です。しかし、説得力のあるマザーボードを偽造するには、最も手の込んだ偽造でさえ超えるような技術的知識が必要です。むしろ、ボードを偽造せずに、プリントされたコンポーネントをもっと本物らしく見せる方が簡単でしょう」

情報元:IGN

タイトルとURLをコピーしました