発売延期や次回作の構想が開発スピードに影響『アノニマス・コード』志倉千代丸氏インタビュー

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ファミ通.comが掲載した志倉千代丸氏インタビューの中で、CHIYOMARU STUDIOが開発中の科学アドベンチャーシリーズ最新作『アノニマス・コード』(Switch/PS4/Vita)についても語られていたのでご紹介します。

『ANONYMOUS;CODE』科学ADVライブ S;G 1010th ANNIVERSARY 特報ムービー
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  • 開発は進めており、少しずつ形になってきている。しかし、もともと3年前にリリース予定だったものが延期となったため、当時おもしろいと思って入れたネタが古くなってしまったり、科学やガジェットが日々めまぐるしく進歩する中でネタを修正している。また、科学アドベンチャーシリーズは、物語に直接的な繋がりはなくとも全体としての世界観は地続きになっているので、他作品との整合性を取る必要があり、この確認作業に時間がかかっている。
  • 実は既に次回作の構想も頭の中にあり、取り上げるネタを精査する際「このネタは次回作のめに取っておこう」ということもやっている為、正直いくら時間があっても足りない。
  • 科学ADVシリーズは都市伝説のようなものでは決してなく、リアリティな背景、もしくはある程度予測されている未来の出来事をもとに手掛けている。『シュタゲ』では科学ADVシリーズを代表して”世界線変動率”を示したし、『オカルティック・ナイン』では人間の死を科学的に描いた。そんな科学ADVシリーズの世界観で最も遠い未来を描く『アノニマス・コード』では、個々の作品の問題がある程度解決している中で、各作品の問題から世界規模の問題に発展した、ある意味で集大成とも言えるネタも考えている。
  • 年内には『アノニマス・コード』の発表会を開催し、開発進捗や発売時期などを伝えたいと考えている。
  • 主人公ポロンは、ゲームのようにセーブ&ロードの能力が使えるが、当然プレイヤーもセーブ&ロードが行える。ただ、プレイヤーがセーブ&ロードをすると、ポロンが「誰かがいまセーブ&ロードをしたな?」と気付くシーンもある。これは、ポロンとプレイヤーのセーブデータが共有されるためで、ポロンの”身に覚えがないデータ”、それはつまりプレイヤーが記録したデータということになり、ポロンが怪しむ。しかし、プレイヤーが何者なのかまでは分からないため、ポロンはプレイヤーのことをずっとハッカーだと勘違いしたままストーリーが進んでいく。
  • ポロンとプレイヤーのセーブデータを共有することによる新たなフラグも考えられる。例えば、あるシーンの直前でポロンがセーブするのを忘れていた時、プレイヤーがセーブしていないとそのシーンに戻れないので、ポロンが困ってしまう。
    インタビュアー「面白いフラグだが、セーブしないプレイヤーもいるのでは?」
    その可能性を排除するため、絶対にセーブするような状況やトリックを用意しなければならない。しかし、そういった状況をお膳立てすることで、逆にあえてセーブしないというひねくれたプレイヤーが出てくることも考えられるので、そういったプレイヤーに向けてネタを仕込むこともできる。これだけ忠告したのにセーブしなかったのだから、見てろよって。
  • シナリオが分岐するフラグは、セーブ&ロード以外にも用意している。そのひとつが「マンガトリガー」。『アノニマス・コード』はアニメ化を前提に開発しており、シナリオに動きの激しいアクションシーンを多く取り入れている。ト書き(セリフ以外の文章)だけでは、想像してもらうことに限界があるため、激しいシーンはマンガ風の演出で表現している。
    そのマンガに出てくるフキダシやコマを選択することで物語が分岐したり、セリフが少し変化したりする。これが「マンガトリガー」。
  • オープニングにも注目してほしい。メタ的に世界線を描くのか、それとも登場人物たちが見える状態で世界線を描くのか。細かいところまでネタを仕込みながら開発中。

ソース:ファミ通.com