『ワイルドアームズ』『シャドウハーツ』の各クリエイターチームが手掛ける2つの大型JRPG『アームドファンタジア』『ペニーブラッド』発表。8月30日よりダブルキックスターターキャンペーン実施へ

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YukikazeとWild Bunchプロダクションは、『ワイルドアームズ』と『シャドウハーツ』を手掛けた各クリエイターチームが、自分たちの過去作品から着想を得たというふたつの新作大型JRPGの制作を目指すダブルキックスターターキャンペーンを8月30日に発表すると告知しました。

ひとつは『ワイルドアームズ』クリエイターチームによるウェスタンパンクRPG『アームドファンタジア』。そして、もうひとつは『シャドウハーツ』クリエイターチームによるダークで凄惨なRPG『ペニーブラッド』です。

この2チームがタッグを組み、JRPGファンに向けてダブルキックスターターキャンペーンを実施します。両チームともに、本キャンペーンを通じてお互いのプロジェクトの支援、新しい機会の創出、そして多くのファンに向けて各タイトルの魅力を伝えていくための企画を予定しているとのこと。

ダブルキックスターターキャンペーンは、一方の作品への支援でも両作品への支援に繋がる仕組みが導入されており、ふたつのタイトルの合計支援が目標に達するごとに両方に新コンテンツが開放されていくのが特徴です。

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『アームドファンタジア』について

ARMと呼ばれる機械兵器を手にした冒険者たちが、荒野に蝕まれていく世界を舞台にドラマチックな冒険活劇を繰り広げるウェスタンパンクRPG。トータルゲームデザイン、そしてシナリオを金子彰史氏、キャラクターデザインを佐々木知美氏、印象的な楽曲の数々をなるけみちこ氏と上松範康氏、そして音楽制作チームElements Gardenがそれぞれ担当。『ARMED FANTASIA』は、どこか懐かしくも全く新しい壮大なウェスタンパンクRPG体験を、口笛と共にお届けします。

開発スタッフ
  • トータルゲームデザイン・シナリオ:金子彰史氏
  • キャラクターデザイン:佐々木知美氏
  • 楽曲:なるけみちこ氏、上松範康氏、Elements Garden

『ARMED FANTASIA』の世界観は、西部劇を思わせる乾いた荒野の中に魔法やモンスター、すでに遺失した文明等が存在する、ウェスタンパンクと呼ばれるジャンル。中でも大きな特徴となるのが、ARM(Aether Reaction Maximizer)と呼ばれる機械兵器の存在。ARMは、使用者の魔力(エーテル)に反応、そして増幅することで大きな力と変えます。過酷で危険な荒野を生きていくためにARMは不可欠な存在であり、そこに秘められた謎は、重要なファクターとしてゲーム本編に関わってくることでしょう。

舞台は、ゆっくりと、それでも確実に進行する荒野化現象に加え、頻発するカイジュウ災害に脅かされている明日無き大地――ロンデニアム。

 祖父を失くした17歳の少年イングラムは、各地を放浪し、自分の腕を頼りに生きていく流浪の冒険者“渡り鳥”になることを決意。再会した幼馴染と、かつて交わした小さな約束を胸に故郷を旅立つこととなる。

だがこのとき、旅路にて繰り返される出会いと別れが、やがてロンデニアムに隠された大いなる謎にいざおうとは、知る由もないイングラムであった。

 『ARMED FANTASIA』では広大なワールドマップを採用しており、ここで体験できるダッシュやジャンプといったアクションや謎解きは、大きなセールスポイントとなっています。冒険の舞台は陸地だけに留まらず、乗り物を使って海や空にも広がっており、JRPGならではとなる壮大な冒険心を満たしてくれます。

 ダンジョンの探索でポイントとなるのは、キャラクターごとに設定された「ガジェット」と呼ばれるアクションアイテムです。行く手を阻む仕掛けに合わせてガジェットを切り替え、知恵と指先のテクニックで困難を乗り越える事が出来たなら、大きな達成感を味わう事ができるでしょう。

バトルは、「クロスオーダータクティクス」と名付けられたターンベースのコマンドバトルを採用。同一のターゲットに連続的に攻撃を行うことで、威力や効果を高める緻密な戦術「オーダーチェイン」と、タイミングを見つつ、素早く反応する事でリアルタイムに行動順を無視した割り込み攻撃をする「フォースブレイク」。この2つの基本コンセプトが、バトルに奥深さと緊張感をもたらします。

『ペニーブラッド』について

 ストーリーは、捜査局に雇われた私立探偵マシュー・ファレルが、ある晩ニューヨークの精神病院で発生した怪事件の捜査を任されたところから始まる。駆けつけた現場で彼が目にしたのは、暴れまわる異形の集団だった。危機に陥ったマシューは自ら怪物へと姿を変え、からくも敵を撃退する。

 怪事件の裏に隠された真実を解明するため、マシューの捜査はアメリカに留まらず、遠く離れた日本や中国といったアジアから、遙かヨーロッパの国々へと広がっていく。彼は長い旅の中で信頼できる仲間たちと出会い、運命に導かれた強敵と対峙する。『PENNY BLOOD』は、怪物を倒すために怪物となった、ひとりの男の物語である。

 『PENNY BLOOD』のフィールドマップは、人々で賑わう通りや呪われた墓場などを3Dで表現し、いまから百年前の1920年代の世界をリアルに描き出します。

 プレイヤーは細部まで作り込まれた舞台の中で、超自然的な事件の調査、異界の怪物との戦闘、クエストに必須なアイテムの獲得のために探索を行います。

 バトルは、「サイコシギル」を使った戦闘システムが特徴で、従来のターン制JRPGの戦略性と、素早い反応が求められるアクション性が組み合わさっています。ルールはシンプルで覚えるのも簡単ですが、敵に効率的に攻撃を与えるためには相応の鍛錬が必要です。敵との遭遇は毎回、手に汗握るものになるでしょう。

 怪物と対決することでマシューたちのサニティポイント(正気度)は影響を受けます。サニティポイントが減少すれば狂気に呑み込まれて理性を失っていきますが、その反面、戦闘力は増大していきます。戦いの流れを変えるためには、あえて狂気に身を任せる戦術を取り、生き残る可能性を高める必要もあるのです。

 「PENNY BLOOD はとても大きなセカンドチャンスです。このチャンスを生かすため、ぜひご支援ください!」とは町田松三氏の言葉です。

 ゲームデザイン・総監督・脚本を町田松三氏、キャラクターデザイン・アートディレクションを加藤美也子氏、楽曲とサウンドを弘田佳孝氏と海田明里氏が手掛ける『PENNY BLOOD』は、日本のRPGのダークサイドを蘇らせ、プレイヤーにその爪痕を残すことを約束します。

開発スタッフ
  • ゲームデザイン・総監督・脚本:町田松三氏
  • キャラクターデザイン・アートディレクション:加藤美也子氏
  • 楽曲・サウンド:弘田佳孝氏、海田明里氏

ダブルキックスターターキャンペーンのコンボメーター

 『ARMED FANTASIA』と『PENNY BLOOD』の両方で、開発プロジェクトが確定する共通の最低ゴールは$750,000です。

 しかし本キャンペーンでは、両タイトルのストレッチゴールに関わる、かつてない「コンボメーター」を導入します。バッカーの方からのプレッジによってストレッチゴールメーターが上昇し、一定の目標に達するごとに新コンテンツが解放されるのは普通のキャンペーンと同様です。しかし他のキャンペーンと異なるのは、そのプレッジ金額が共有のコンボメーターにも同額分反映される点です。つまり、『ARMED FANTASIA』か『PENNY BLOOD』、またはその両タイトルに支援すると、それぞれのタイトルのストレッチゴールだけでなく、2タイトル共有のコンボメーターも同時に上昇していくのです。

 コンボメーターが上昇し一定の目標を満たすごとに、両タイトルに影響する魅力的なコンテンツが解放されていきます。

 どちらか一方へのプレッジがそのタイトルへの支援となるだけではなく、共有する「コンボメーターコンテンツ」への貢献、そしてさらにもう一方のタイトルの支援にもつながります。互いのバッカーどうしで協力し、2つのタイトルのコンテンツをさらに拡充していけるのが、本キャンペーンの最大の特徴となっています。

協力コミュニティゲー

 毎週それぞれのタイトルから登場キャラクターが一人選ばれ、モンスターと対決します。キャンペーンのフォロワーには5つのソーシャルメディアを用いた達成条件が提示され、その達成状況によって、攻撃、大技、防御の行動をキャラクターが行います。

 各モンスターを撃破するには、必要な攻撃数を満たさなくてはいけません。モンスターを撃破することで「コミュニティのストレッチゴール」が達成され、プレッジで選択したリワードがアップグレードされます。

 この協力コミュニティゲームの結果は両方のタイトルに影響します。片方のチームが十分な攻撃を与えられずにゴールを達成できなかった場合(十分なコミュニティチャレンジを達成できていない、という意味)、もう一方のタイトルによる攻撃数や達成済みのゴールが引き継がれ、チャレンジに加算されます。つまり、片方のコミュニティが、もう片方のピンチを救えるのです。

 『ARMED FANTASIA』と『PENNY BLOOD』のキックスターターは以下のリンクでウィッシュリストに登録できます。バッカーの方は早期コンボリワードのプレッジで、両ゲームを高い割引率で購入することができます。

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