海外メディアVGCは、SIEが2017年に発売したPS4用タイトル『Horizon Zero Dawn』のリマスター版をPS5向けに発売する計画をしていると報じました。これはMP1STの報告に基づくもので、VGCは独自の情報源を通じてその裏付けを取ることできたとのこと。なお、MP1STは、リマスターなのかそれともリメイクなのか、その詳細は分かっていないとしています。
PS5向けのアップデート版は、『Horizon Forbidden West』と同等のクオリティにするために、新しいキャラクターモデル、ライティング、アニメーションなどビジュアルの改善に加え、ゲームプレイ自体のアクセシビリティ機能やグラフィックモード追加、QOLの改善も含まれるとのことです。
- SIEは近年、『Marvel’s Spider-Man』や『Ghost of Tsushima』『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝&古代神の秘宝』『The Last of Us』など、複数のPS5リマスター/リメイク版を発売しており、『Horizon Zero Dawn』がリマスターあるいはリメイクされたとしても不思議ではない。
- 2020年発売のPC版『Horizon Zero Dawn』は、描画距離の改善やフレームレート向上などの進化を遂げたが、その殆どはPS4版のアセットや機能を再利用したものだった。
- ゲリラゲームズは現在、PS5とPC向けの『Horizon』マルチプレイヤーゲームに取り組んでいるとの情報も。
同スタジオは以前から『Horizon』シリーズをマルチプレイヤー分野へ拡大することを想定しており、当初は初代にCo-op機能を搭載する計画を立てていた。しかし、制作チームが他の要素の開発に集中できるよう、最終的に計画は破棄された。
ちなみに、2014年にネット上にリークした『Zero Dawn』のコンセプトアートには、複数のプレイヤーが協力して巨大機械獣と戦うという当初の計画まで示されていた。 - 情報筋によると、ソニーは続編『Forbidden West』へのCo-op搭載を熱望したが、ゲリラゲームズはCo-op機能を将来のプロジェクトのために温存することを決断。独立したスピンオフ作品、あるいは『Horizon 3』のどちらかに搭載する考えを明らかにしていた。
情報元:VGC