小島監督、他の人たちが“頭がおかしい”と思った自身の“普通ではない”ゲームを唯一Microsoftが理解してくれたと語る

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小島秀夫監督はIGNとのインタビューで、自身のスタジオがMicrosoftと提携することになった経緯について説明し、制作中の新作が従来のゲームとは異質なものであることを改めて主張しました。

Microsoftは2022年6月、コジマプロダクションとパートナーシップ締結を発表し、協力してXbox向けに新作を開発することを明らかにしました。小島監督はMicrosoftとの提携発表に寄せて「ずっと作りたかったゲームがあります。それは誰も体験したことも、見たこともない、まったく新しいものです。それを作れる日が来るのをずっと待っていました。Microsoftの最先端テクノロジーと市場の変化によって、その未知なる構想への挑戦がようやく可能となりました」ビデオメッセージを送りました。また、The Guardianとのインタビューでは「新しいメディアのようなものです。これが成功すれば、ゲーム業界だけでなく映画業界の状況も一変するでしょう」と発言しています。

小島監督はMicrosoftとの提携に至った経緯について、このゲームについて色々な大企業に相談したりプレゼンを行ったものの、最終的に理解してくれたのはマイクロソフトだけであり、他の会社からは「本当に頭がおかしいと思われたようです」と語っています。

「僕は飽きっぽいんです。僕が30年間ゲームを作り続けてこられたのは、新しい技術によって古いものがすぐに置き換えられてしまうからです。今日使っている技術が明日には通用しないかもしれないので、新しいものを取り入れる方法を考えることに面白みを感じています。選択を誤れば当然失敗します。そういう意味では宇宙開発にも似ていますね」

ちなみに、Xbox Game Studiosと協力して制作している新作は、先月流出した映像から『Overdose』というホラーゲームであると思われます。

なお、コジマプロダクションは今月開催されたイベント「TGA2022」にて、同スタジオの処女作『DEATH STRANDING』の続編となる『DEATH STRANDING 2』も正式発表しており、並行して開発が進められる模様です。

小島監督は、先日公開したコジマプロダクション創立7周年記念メッセージの中で、「来年はDS2や全く新しいゲーム、映像の企画について情報をお届け出来る予定です」と話しており、来年には様々な情報が明らかになりそうです。

情報元:VGC

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