「PS5 Pro」11月7日発売決定。価格は11万9980円。GPUアップグレード、高度なレイトレーシング、AIによるアップスケーリングなどが特徴

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SIEは、プレイステーション5の性能を向上させた新コンソール「PS5 Pro」を正式に発表しました。発売日は11月7日が予定されており、価格は税込み11万9980円です。なお、2TBのSSDストレージ内蔵、ディスクドライブは非搭載です。予約受付は、9月30日午前10時から順次開始されます。

PS5 Proは、より高いグラフィック品質と60FPSの滑らかなフレームレートを求めるコアゲーマーやゲームクリエイターの声に応えて開発されたハードとのことで、以下のような特徴があります。

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PS5 Proの特徴

PS5 Pro テクニカルプレゼンテーション(日本語字幕版)

GPUのアップグレード

PS5 Proに搭載するGPUは、現行PS5のGPUと比較してコンピュートユニットの数が67%増加しているほか、GPUメモリも28%の高速化を実現。これにより、ゲームプレイ時のレンダリング速度が最大で45%アップし、これまで以上にスムーズなプレイ体験が可能となる。

進化したレイトレーシング

従来からさらに進化したレイトレーシング機能を追加したことで、よりダイナミックな光の反射と屈折の表現が可能に。これによって、現行のPS5と比べて2倍、ときには3倍の速度で光線を投射することができる。

AI駆動のアップスケーリング

PlayStationスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)を導入。本機能は機械学習ベースの技術を活用したAIによるアップスケーリングであり、映像のディテールを大幅に追加することで、極めて鮮明なビジュアルを実現する。

その他の機能強化

PS5 Proでは8,500以上のPS4ゲームをプレイすることができ、「PS5 Proゲームブースト」により、対応しているPS5およびPS4ゲームのパフォーマンスが安定したり向上したりする場合がある。さらに、PS4ゲームの画像品質を向上させる設定を有効にすることで、一部のPS4ゲームで強化された映像表現が楽しめる。また、PS5 Proは最新の無線通信技術であるWi-Fi 7に対応しており、本規格に対応している地域で利用可能。VRR(可変リフレッシュレート)および8Kでのゲームプレイにも対応する。

PS5 Pro Enhanced対応ゲーム

数多くのタイトルにおいて、PS5 Proの機能を活用するための無償のソフトウェアアップデートが提供される予定。これらのゲームは「PS5 Pro Enhanced」の表記から識別することができ、PlayStation Studiosおよびソフトウェアメーカーのパートナー各社から発売となる、『Alan Wake 2』『アサシン クリード シャドウズ』『Demon’s Souls』『ドラゴンズドグマ2』『FINAL FANTASY VII REBIRTH』『グランツーリスモ7』『ホグワーツ・レガシー』『Horizon Forbidden West』『Marvel’s Spider-Man 2』『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』『ザ クルー:モーターフェス』『THE FIRST DESCENDANT』『The Last of Us Part II Remastered』などの大作が含まれる。

PS5 Proのデザイン

PS5ファミリーのデザインを踏襲。初期型のPS5と高さは同じ、現行販売しているPS5と幅が同じというサイズながら、より高性能なスペックを備えている。また、Ultra HD Blu-rayディスクドライブの取り付けに対応しており、PS5 Pro用の本体カバーを発売した際には、カバーを交換することも可能。

PS5 Proは、PSVR2、PlayStation Portal リモートプレーヤー、DualSense Edge ワイヤレスコントローラー、Access コントローラー、PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット、PULSE Explore ワイヤレスイヤホンなど、現在利用可能なPS5のアクセサリーに対応。ユーザーインターフェースおよび各種ネットワークサービスもPS5と共通。

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