セガの内海州史社長は、BBCのインタビューで、独自のゲームサブスクリプションサービスの立ち上げを検討していることを明らかにしました。内海社長は、PlayStation PlusやXbox Game Passといったサブスクリプションサービスについて「非常に興味深い」と述べ、セガでも「現在さまざまな可能性を検討中であり、議論も進めています」と語りました。
BBCは、セガがゲームサブスクリプションサービスを開始する場合の懸念点として、以下を指摘しています。
- ゲーマーの負担増: 複数のサブスクリプションサービスが存在する中、ゲーマーが新たなサービスにも加入する必要が出てくることで、全体のコストが増加する懸念。
- 他のサービスからのゲームの削除: セガが独自のサブスクリプションサービスを立ち上げることで、PS PlusやGame Passからセガのゲームが削除される可能性がある。その結果、ゲーマーはすべてのゲームをプレイするために複数のサービスに加入しなければならなくなる。
これらの懸念は、ゲーマーだけでなく、業界全体からも注目を集めています。ゲーム業界全体でサブスクリプションサービスの競争が激化している中、ゲーマーにとっては選択肢が増える一方で、費用負担が増加するというジレンマが生じる可能性があります。
さらに、BBCの記事では、セガの熱心なファンにとっては魅力的なサービスとなる一方で、平均的なゲーマーはPS PlusやGame Passといった既存の包括的サービスを選ぶ傾向があり、セガのサービスの普及範囲は限定的になる可能性がある、と指摘されています。
情報元:BBC