Kwaleeは、穏やかな雰囲気の中で、自由度の高い街づくりを楽しめる『Town to City』を発表しました。プラットフォームはSteam、発売日は未定です。開発を手掛けるのは好評を博したボクセル世界の鉄道構築ゲーム『Station to Station』を手掛けたGalaxy Groveです。
『Town to City』の最大の特徴は、グリッドに縛られることなく街作りが行えるという点です。建物や施設の配置に一切の制限がないので、整然とした街並みを目指すことも、曲がりくねった路地で織りなす有機的な街づくりも可能です。住宅、商店、公共施設など、あらゆる要素を自由に配置することで、独自の魅力を持つコミュニティを築くことができます。
ゲームモードは、ストーリーモードとサンドボックスモードの2種類が用意されています。どちらのモードでも、細部までこだわった街づくりや、経済発展を重視したプレイスタイルなど、プレイヤーのペースに合わせた楽しみ方が可能です。
街の発展システムも充実しており、人口増加に伴って住民のニーズも多様化していきます。労働者から上流階級まで、様々な層の住民に対応したアメニティを提供する必要があります。また、経済システムでは、労働力の配分や新規建造物の研究、商業の発展、さらには複数の街を結ぶ交易ネットワークの構築まで、幅広い要素が実装されています。
視覚面では、美しいボクセルグラフィックスが採用され、内蔵のフォトモードで街並みを記録することができます。また、豊富なカスタマイズオプションにより、照明や植栽、建物の装飾など、細部まで作り込むことが可能です。
さらに、穏やかな雰囲気のサウンドトラックが用意され、のんびりと街づくりを楽しめる環境が整っています。研究ツリーシステムにより、新しい建物や装飾品をアンロックしながら、街を徐々に発展させていく楽しみも提供されています。
『Town to City』は、従来の都市開発シミュレーションの枠を超え、より創造的で自由な街づくり体験を提供する意欲作と言えるでしょう。グリッドに縛られない自由な配置システムと、丁寧に作り込まれたコミュニティ管理システムにより、プレイヤーそれぞれが思い描く理想の街を実現することができます。







