[E3 2018]『DEATH STRANDING』8分にわたるゲームプレイトレーラーがお披露目!レア・セドゥとリンゼイ・ワグナーが演じる新キャラが登場(更新:小島監督メッセージ掲載)

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KOJIMA PRODUCTIONが開発を進めている『DEATH STRANDING』の8分にわたるゲームプレイトレーラーがお披露目されました。(更新:小島監督からのメッセージ全文を掲載。)

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『DEATH STRANDING』ゲームプレイトレーラー

小島秀夫監督メッセージ

『DEATH STRANDING』の4つめとなるトレーラーがE3 2018で公開されました。初のティザーは2年前のE3 2016に公開され、2016年、2017年のTGA(The Game Awards)で2つ目と3つ目のトレーラーが公開されています。

最初に公開されたティザーは、コジマプロダクションを設立してすぐに取り掛かったもので、当時はまだ仮のオフィスで、採用活動の最中で、まだ充分な機材もそろっておらず、ゲームエンジンも定まっていませんでした。まだ何も確定していない状況だったのです。決まっていたのは、出演を快諾してくれたノーマン・リーダスが主役を演じるということと、私の中にあるゲームの構想のみでした。それらだけを頼りにティザーは私の手によって、約2ヶ月半ほどで完成させたのです。約2年間のブランクがあったにもかかわらず、E3でお披露目した際に皆さんが暖かく受け入れてくれたことと、たくさんの拍手をいただいたときの喜びは忘れられません。

TGA 2016(The Game Awards 2016)では、マッツ・ミケルセンと私の親友であるギレルモ・デル・トロの登場と、Guerrila Gamesと共同開発していたDECIMAエンジンの採用を発表しました。

そしてTGA 2017(The Game Awards 2017)では、ゲーム序盤のカットシーンをお見せすることができました。今回の最新トレーラーは全て実際のゲーム内のシーンです。それはサム(ノーマン・リーダス)が打ち上げられた鯨や蟹、魚に取り囲まれ、一糸まとわぬ姿で浜辺で目覚めた、あのシーンも含まれています。

私達が最初のティザーを公開した際に、「ゲームはすでに始まっている。『DEATH STRANDING』というゲームがどんなゲームなのかという謎を解くゲームが始まっているのです」と言いました。2年間の時を経て、その答えがこのトレーラーに隠されています。ファンの皆様の想像力を最大限に活かし、謎を解明していただきたいと思います。ただし、ここにある答えは大きな謎のほんのひと握りでしかないのです。私達のゲームはまだ始まったばかりです。

このトレーラーではプレイ動画が多く含まれています(カメラアングルなどは仮のものもありますが)。前半と最後のシーンは実際のゲームプレイを最も象徴する場面でしょう。そこに答えがあり、新しい謎に出会える機会でもあります。もうすでに皆さんは感じていらっしゃるかもしれませんが、サムは他のどのゲームの主人公とも異なる存在です。典型的なヒーローは、超人的な能力を持っていたり、軍隊出身といった背景があります。でもサムはそうではない。彼は特別ではない、普通の人間なのです。肉体労働者のようであり、職人のような風貌です。それはゲームをサムの視点で進めていくことで実感していただけるでしょう。これらは私達にとってもチャレンジでした。新しい形のゲーム体験と同時に新しいタイプの主人公を同時に作るのは容易ではありません。

そしてとうとうヒロインも公開しました。二人の女神、リンゼイ・ワグナー(Linsdsay Wagner)とレア・セドゥ(Léa Seydoux)です。ご存知の方も多いと思いますが、レアはフランス出身の世界で活躍されている女優さんです。私個人としても彼女の出演する映画を数多く見ていますが、最も私が惹かれたのは『ミッション・インポッシブル-ゴーストプロトコル』でした。彼女の女暗殺者としてのオーラに打ち抜かれてしまったのです。そして一緒に働くことでより一層彼女の魅力にひかれていきました。彼女の知性と知識、品性と美しさは間違いなくフランスの宝と言えるでしょう。

リンゼイは私にとっては特別で、掛け替えのない存在です。彼女は映画、『600万ドルの男』と 『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』で演じたJaime Sommersという役で世界の脚光を浴びることとなったのですが、70年代、私が10代の頃、他の世界中の人が彼女の虜になったように、私も彼女の虜になってしまったのです。彼女はずっとミューズ(女神)でした。

ゲーム内で必要に駆られたこともあり、私達は最近の彼女の3Dスキャンデータから、リンゼイの若い頃の姿を生成したのです。もちろん、チームのメンバーの中には彼女の映画をしらないような若い世代もいましたが、私が『ふたり』、『ペーパー・チェイス』、『600万ドルの男』、『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』などの映画を見せると、全員が彼女に恋をしてしまうのです。彼女の魅力は時や世代を越えてしまうものでした。

他にもまだ未公開のキャストの方がいらっしゃいますが、2名のヒロインを紹介できたことが言葉にしきれないほど嬉しく思います。ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセンを含む、これまでに発表させていただいたキャストの方々は私が敬愛する人達であり、一緒に仕事をしたいと強く願っていた人達でした。その思いがあったからこそ、彼らに私のゲームに出演して欲しいと願い出たのです。マーケティングや営業によって触発されたのではなく、純粋に私のインスピレーションがそうさせたのです。彼らも同じように感じてくれたからこそ、今この特別なつながりを持つことができているのだと思います。

意図的にそうなったわけではありませんが、いまや世代も国境も越えたキャストが揃っています。マッツはデンマーク出身の北欧の宝であり、ノーマンは今やアメリカで最も著名な俳優であり、レアはフランスのトップ女優、リンゼイは20世紀を象徴する女神です。国境も、時間も、世代も越えて私達はこのビジョンを実現しようとしています。偶然にも、このテーマはゲームそのものにも深く関わり、私がゲームクリエイターとして実現するべく奮闘しているテーマでもあります。

世界中の人々に、世代を越えるものを届けたいと思っています。ゲームというエンターテイメントを、ゲーマーだけではなく、映画や本、漫画、音楽、アートなどのファンの皆さんにも体験していただきたいと思っているのです。この4名のキャストたち(そしてまだ公開されてないキャストの皆様)と私達がより合わせた絆の力があれば、それが実現できると信じています。

また、今回のトレーラーの中で曲がフィーチャーされている「SILENT POETS」とも、私は運命的なつながりを持つことができたのです。日本で何度もキャプチャーセッションを実施していましたが、そのときにある素晴らしいケータリングのスタッフの方と出会うことがありました。食事自体が美味しかったことももちろんなのですが、彼らのホスピタリティが素晴らしかったのです。私達は何度も彼らのサービスを注文しました。そしてある日、彼らのメンバーの一人がミュージシャンであることを知ったのです。それをきっかけに話をすることになり、彼らがもうすぐ、12年ぶりとなるアルバムをリリースすることを聞き、彼らがくれたサンプルを聴いたときに、サムが荒野を歩いている姿が自然と頭に浮かびました。その曲が「Dawn」というアルバムの「Asylums for the Feeling」という曲だったのです。思い返してみれば、最初のティザーで取り上げたLow Roarも私がアイスランドのCDショップで偶然見つけ、彼らの音に魅了されてしまったものでした。

このゲームはファンの皆さんや、数え切れないほどの絆や人との繋がりによって織り上げられているのです。私の中では既に美しく織り上げられた一枚の絵が描かれていて、今はそれを細心の注意をはらってそれを実現すべく、一つひとつを紡いているのです。今までに見たこともないような物になると確信しています。そしてそれが、皆さんにとっても特別なものになることを心から願っています。


以下は、小島秀夫氏のツイートより。

  • DECIMAエンジンによるPS4 Proでの4K実機映像。
  • 初公開の女性キャラクターは、レア・セドゥとリンゼイ・ワグナーさんが演じている。
  • 冒頭で使用した曲は、SILENT POETS 12年ぶりの最新アルバム「DAWN」に収録されている曲「ASYLUMS FOR THE FEELING」。
  • 日本語字幕版と日本語吹替版の準備あり。また、2017 TGAトレーラー日本語吹替版も収録したと報告。日本語吹替版のキャスティング、ディレクションともに小島監督自身が担当。

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