『モンハンワイルズ』製品版に向けた調整内容が公開|パフォーマンスや攻撃の手応え、武器の調整、新スキル仕様など

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カプコンは『モンスターハンターワイルズ』について、製品版に向けた調整内容およびオープンβテストからの変更点を公開しました。また、スキルシステムの新仕様についても明らかとなっています。

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パフォーマンスについて

製品版でのパフォーマンス目標値は表の通り。なお、PS5 Proにはデイワンパッチで対応予定となっており、グラフィック表現が強化されるとのこと。詳細は追って発表されます。

プラットフォーム出力解像度(レンダリング解像度)フレームレート
PS5:解像度優先3840 x 2160(3072 x 1728)30fps
PS5:フレームレート優先3840 x 2160(1920 x 1080)60fps
プラットフォーム出力解像度(レンダリング解像度)フレームレート
XSX:解像度優先3840 x 2160(3072 x 1728)30fps
XSX:フレームレート優先3840 x 2160(1920 x 1080)60fps
XSS1920 x 1080(々)30fps
Steamユーザーの環境設定によって変動。

ゲームプレイ調整

ヒットストップ/SEの調整

  • 大技や決め技を中心に、攻撃の手応えを感じられる形に調整。

フレンドリーファイタの緩和

  • 先日のOBT時点で、多くの武器種においてフレンドリーファイアの緩和対応済み。
  • 製品版では、ハンマーのアッパー系のアクションでも緩和対応を実施予定。
  • ダメージリアクションを無効化する装飾品(緩衝珠)も実装予定。

調整後のハンマーのかち上げ映像

モンスターのエリア移動頻度の調整

  • 『モンハンワールド』に近い移動頻度になるよう調整。
  • 簡易キャンプの設営とファストトラベルの活用も有用。

武器の調整

操虫棍

  • “舞踏跳躍”を追加し空中での遊びを強化
    • ジャンプして空中行動に繋ぐことが可能
    • 跳躍するたびに2段階まで空中攻撃の威力が上昇
  • “急襲斬り”の出始めに“相殺効果”を追加
  • 橙エキス吸収時の効果が「抜刀時のけぞり無効」に。赤+白+橙の3色吸収時、風圧・振動・咆哮を軽減する効果を追加

ランス

  • “溜めカウンター”は、溜め中にもガード可能に。また、どの派生からも繰り出すことが可能に
  • “パワーガード”は、受けた攻撃の威力により溜め段階が上がりやすくなる形に変更
  • ジャストガード/パワーガードから派生可能な新アクションを追加

スラッシュアックス

  • 斧モードでゲージを貯めて剣モードで放出するサイクルが気持ち良く行えるよう各種調整
  • “フルリリーススラッシュ”など各種攻撃を数値面で強化
  • “フルリリーススラッシュ”に“のけぞり無効”効果を追加

片手剣

  • ガード中の“斬り上げ”派生を追加
  • 各種攻撃を数値面で強化(特に通常攻撃・ジャストラッシュ)
  • 斬り下ろし・横斬りなどの移動しながらの基本コンボやガード斬り・ジャストラッシュなどのレスポンスを向上
  • “バックステップ”と“滑り込み斬り”の回避性能を強化

  • 通常攻撃や曲射など、全体的に攻撃の威力やレスポンスを向上させつつ導ノ矢の威力を緩和し、ダメージソースの偏りを改善
  • 集中弱点攻撃の際、複数の傷をまとめてロックオンするのではなく、傷を順次ロックオンして破壊する形に変更

その他の武器種

  • 製品版環境での属性値やスキル、エンドコンテンツを見越した数値調整を広範に実施
  • 過去シリーズと比較して、攻撃の当たり判定やダメージが低かった点の調整

スキルシステムの新仕様

  • 攻撃やガード性能などの武器に紐づくスキルは武器に、早食いなどの補助的スキルは防具に付くように
  • 同じ武器派生の強化でスキルが消滅することはない。下記画像はホープブレードの強化で具体例を提示。IIからIIIへ強化した後も「砥石使用高速化」のスキルを引き継いでいる。
  • 後半の派生武器になるほど、武器にスロットが空いており、そこに装飾品を入れて自分なりのスキルビルドを行える。

その他のトピック

盾を構えた際の変顔について

  • 武器を構えた時の気張った顔を表現したかったが、想定外に気張り過ぎていたので調整する。

ロビーについて

  • 大勢が集うロビーはチャットでメッセージが飛び交い騒がしい:製品版ではIDを知らないと入室できないプライベートロビーや、特定のサークル会員だけが入れるサークルロビーを導入する。また、特定のプレヤーの発言をミュートする機能を実装。さらに、クエストやリンクパーティを結成した時には、チャットチャンネルが自動で切り替わり、ロビーメンバーのチャット通知がされなくなるなど、いくつか対策を講じている。
  • リンクパーティや環境リンクといった機能は、ひとつのフィールドで変化の幅が少ないOBTだと、分かりにくい機能になっていた。製品版では、リリース後の然るべきタイミングで情報を発信していく。
  • 追加のOBTも検討中。ただし、前回OBTを遊べなかった人や追加の項目テストが主目的となるため、製品版へ向けた調整内容などを反映したものにはならない。
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