修道女が宇宙でバイオメカニカル疫病と戦うグリムダークホラーローグライト『Void Martyrs』発表!デモ近日公開予定

Mac n Cheese Gamesが開発する新作ゲーム『Void Martyrs』がPC向けに発表されました。本作は、グリムダーク(grimdark)と呼ばれる暗く重厚な世界観を持つサバイバルホラーとローグライトを融合させた作品で、Steamでのリリースが予定されています。現時点で具体的な発売日は公表されていませんが、デモ版が近日中に公開される予定です。

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『Void Martyrs』について

トレーラー

ゲーム概要

『Void Martyrs』は、プレイヤーが宇宙に派遣された修道女となり、バイオメカニカルな疫病と戦うという設定のゲームです。舞台は放棄された宇宙船や巨大な宇宙大聖堂で、資源を集めながら生き延びることが目的となります。プレイヤーは敵を倒すか、あるいは純粋さを保ちつつ別の方法で生存を目指します。各エリアの中心にある聖遺物を手に入れた後、疫病モンスターの追跡を振り切って自船に戻るという流れが基本的なゲームサイクルです。

もしプレイヤーが「聖人」として死にゆけば、教会は次の修道女を送り込み、遺体を回収して任務を継続させます。この設定は、ローグライト特有の「死に学ぶ」メカニクスと結びついており、繰り返しプレイする中で新たな道具をクラフトし、次のエリアに挑む準備を整えることが可能です。

本作は、『Darkwood』、『Signalis』、『Blasphemous』、『Void Bastards』といった作品からインスピレーションを受けており、独自の手描きアートスタイルやプロシージャル生成(ランダム生成)のレベルデザインが特徴です。

主な特徴

  1. シングルプレイヤー
    本作は一人で楽しむことを前提とした設計です。マルチプレイヤー要素は含まれていません。
  2. プロシージャル生成のレベル
    プレイするたびにマップがランダムに生成されるため、同じ体験が繰り返されることはありません。これにより、リプレイ性が向上しています。
  3. ローグライト形式とメタプログレッション
    ローグライトとは、死ぬたびにリセットされる要素と、プレイを重ねることで得られる永続的な強化(メタプログレッション)を組み合わせたジャンルです。『Void Martyrs』では、死後も次のプレイに影響を与える成長要素が用意されています。
  4. 手描きのアートスタイル
    ビジュアル面では、手作業で描かれた独特のグラフィックが採用されており、他のゲームとは一線を画す雰囲気を醸し出しています。
  5. 資源管理とクラフト
    宇宙大聖堂や浮遊する船内で資源を探索し、それを使って武器や道具を作り出します。これがサバイバルホラーとしての緊張感を高めています。
  6. 選択による聖性(Sanctity)の管理
    プレイヤーの行動が「聖性」に影響を与え、それによって使えるアイテムが変化します。敵を倒すと呪われたアイテムが手に入る一方、純粋さを保つと聖なるアイテムが解放される仕組みです。
  7. スティグマータの活用
    スティグマータとは、キリスト教における聖痕を指す言葉で、本作では強力な能力として登場します。これを駆使することで、疫病モンスターに対抗する力が得られます。

ゲームプレイの魅力

『Void Martyrs』では、ブラックホール付近の過酷な環境で孤立した修道女として戦う緊張感が強調されています。プレイヤーは限られた資源を管理しながら、バイオメカニカルな脅威に立ち向かう必要があります。また、聖性やスティグマータといった宗教的な要素がゲームメカニクスに組み込まれており、単なるサバイバルを超えた深い戦略性が求められます。

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