CD Projekt REDが開発中の『ウィッチャー』シリーズ最新作、コードネーム『Polaris』（以下、便宜上『ウィッチャー4』と表記）に、白狼ことゲラルトが再び登場することが確認されました。ゲラルトの英語声優を務めるダグ・コックル氏が、Fall Damageとのインタビューで明らかにしています。
CD Projekt REDは、『ウィッチャー3』でゲラルトの物語は完結したと明言しており、『ウィッチャー4』では新たな主人公が誕生することが予想されていましたが、今回、ゲラルトが脇役として登場することが初めて確認された形です。
コックル氏は、「ゲラルトがゲームに登場することは確かだが、主人公ではない。誰が新たな主人公になるのか、自分自身も楽しみにしている」と述べています。
一方、ファンたちは、公開された一枚のティザー画像から、次の主人公はシリであると確信し、様々な考察を展開しています。CD Projekt REDが正史と認めているコミックでは、『ウィッチャー3』の「本当の」結末として、シリ自身がウィッチャーになっていることが描かれているためです。
さらに、『ウィッチャー4』唯一の情報と言えるティザー画像にはこれまで登場したことのないオオヤマネコのメダリオンが描かれています。シリは小説の中で、猫流派のウィッチャーのメダリオンを身に付けており、その哲学はシリの俊敏で機敏な戦闘スタイルと見事に一致します。一方で、シリはゲラルトやヴェセミルといった狼流派のウィッチャーたちのもとで育ち、彼らの野生的で強靭な精神を受け継いでいます。ティザー画像のオオヤマネコのメダリオンは、この二つの要素を融合させたものであると考えられます。つまり、猫流派の敏捷さと、狼流派の野性的な強さを象徴しているということです。これは、シリが新たな世代のウィッチャーとして、両方の流派の優れた部分を継承し、独自の道を切り開くことを暗示しているのかもしれません。
情報元：IGN
