ゲームやハードウェアのリーク情報で長年の実績を持つDealabsユーザーのbillbil-kun氏によると、PS5のアップグレード版となる「PS5 Pro」の発表がごく間近に迫っているそうです。具体的には9月前半にも正式発表される可能性が高いとしており、「PS5 Pro」のデザインを確認できるスケッチも公開しました。ここでは、「PS5 Pro」の性能に関する噂とあわせてご紹介します。
『PS5 Pro』に関するリーク情報
正式名称
正式名称はそのまま「PS5 Pro」。
デザインなど
billbil-kun氏は「PS5 Pro」のパッケージデザインを確認したと主張。しかし、著作権上の問題から画像は共有できないため、代わりに自身で描いたスケッチを公開しました。
- 本体色はホワイト。
- コンソール中央に3本の黒いラインが追加。
- PS5 Slimよりもわずかに厚みがある。
- 既存のPS5 Slimのフェイスプレートと互換性がある可能性。
- 標準的な白いDualSenseコントローラーが付属。
- ディスクドライブの有無は現時点で不明。
- コスト削減のためにディスクドライブ非搭載のみを展開する可能性も考えられる。
リーク情報を元に制作された「PS5 Pro」のモックアップレンダリングです。pic.twitter.com/2z1DPlBLgF
— ゲームのはなし (@gamenohanashi) September 3, 2024
性能について
4月に漏洩したソニー公式文書(※)より:
- PS5 Proが搭載するCPUはPS5と同じもの。
- 新機能「High CPU Frequency Mode」を有効にすることで、CPUのクロック周波数を10%引き上げ3.85GHzで動作させることが可能。ただし、CPUの速度上昇の代償にGPUの性能が約1%低下する。
- GPUは現行PS5の10.28テラフロップスから33.5テラフロップスへと大幅に強化。
しかし、AMDのアーキテクチャーが変更されたため、PS5とPS5 Proのテラフロップスを単純に比較することは難しく、実際の性能差は10.28テラフロップス対17テラフロップス程度だろうと言われている。Moore’s Law is Dead氏がリークした文書にも「レンダリング性能が約45%向上している」との記述があった。
※4月にYouTuberのMoore’s Law is Dead氏が、SIEの開発者ネットワークから入手した公式文書をリーク。この文書には、新型コンソール(PS5 Pro)の仕様が詳細に記述されており、IGNを含む複数のメディアがその信憑性を確認しました。その後、ソニーが著作権侵害を理由に当該動画の削除を要請。これが結果的に、文書の信憑性を裏付ける形となりました。