『エルデンリング2』現時点では計画なし─フロム・ソフトウェア宮崎英高氏が語るIPの未来と新プロジェクトの展望

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大ヒットを記録したゲーム『エルデンリング』のDLCがリリースされ、シリーズの一区切りを迎えた今、多くのファンが続編の可能性に期待を寄せています。そんな中、同作のDLCが「PlayStation Partner Awards 2024 Japan Asia」で「GRAND AWARD」(23年10月から24年9月までの1年間で全世界売上上位3タイトルに贈られる賞)を受賞したことを受け、メディアからの囲み取材に応じたフロム・ソフトウェア宮崎英高氏が、『エルデンリング』の未来について語りました。

宮崎氏は、「現時点では『エルデンリング2』という具体的な展開は考えていません」と発言。一方で、『エルデンリング』というIPの可能性を否定するものではないと明言しました。この宮崎氏のコメントは、『エルデンリング』というIPが今後どのように展開されるのかについて、ファンの関心を引き続き集めそうです。

また、宮崎氏はフロム・ソフトウェアの開発体制について「現在も複数のプロジェクトが同時進行しており、さまざまなバリエーションのプロジェクトに取り組んでいます」とコメント。これにより、新IPの開発や、既存タイトルのさらなる発展にも期待が高まります。

以下、インタビュー内容の簡易まとめ。

  • 印象に残った遊び方: 宮崎氏は、特に「ノーダメージ攻略」や「弾く硬雫」を使用した攻略が印象的だったと述べています。このようなユニークな遊び方がユーザーによって生まれることに喜びを感じているようです。
  • DLCの挑戦と特徴: 本編の“冒険感”をDLCでどう表現するかが苦労したポイントで、大きなボリュームもその冒険感を醸し出すためのものとされています。このDLCは、1本のゲームに匹敵するボリュームがありますが、もともとDLCとして開発され、独立したゲームとして販売する考えはなかったようです。
  • ユーザーの期待に応える秘訣: ユーザーの期待を超えるためには、冒険感や探索要素をしっかり提供することを意識したと述べています。しかし、反省点も多く、次回に活かす考えです。
  • プレッシャーとリラックス法: 宮崎氏は、プレッシャーをあまり感じない性格であり、ユーザーからの期待を感謝として受け止めています。リラックス方法としてはアナログゲームや家族との時間を挙げています。
  • 開発チームのモチベーション: 開発メンバーは、ユーザーへの感謝の気持ちがモチベーションの一番の源だと考えているようです。
  • メッセージ: 最後に、宮崎氏はユーザーの支持に感謝し、さらに良いゲーム作りに励むことを約束しています。彼は、ユーザーから多くの力をもらっていると感じており、今後も期待を超える作品を提供したいと述べています。

情報元:GameWatch

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