フロム・ソフトウェアは、オープンワールドアクションRPG『ELDEN RING』のスピンオフ作品『ELDEN RING NIGHTREIGN』を発表しました。PS5/PS4/Xbox Series/Xbox One/Steamを対象に、2025年にリリース予定です。
本作は、最大3人のプレイヤーで圧倒的なシチュエーションに挑む協力型サバイバルアクションです。『ELDEN RING』の敵や武器などの要素の一部を引き継ぎながら、全く異なるゲームデザインで再構築されています。
『ELDEN RING NIGHTREIGN』について
デビュートレーラー
ゲーム概要
生き抜く
密度の高い、スリリングな冒険
ダンジョン探索、キャラクターの成長、手に汗握る強敵との戦闘といったRPGが持つ本質的な面白さが1プレイの中でハイペースに展開される、スリリングなゲーム体験。
プレイヤーの目的は、他者と共に広大なフィールドで3日間を生き抜くこと。刻一刻と近づく夜の襲来に備え、フィールドを自由に探索しながらキャラクターを強化し、3日目に訪れる強敵“夜の王”たちとの戦いに挑みます。
訪れるたびに様相を変える、フィールド型ダンジョン
舞台となるのは“リムベルド”。強敵だけでなくフィールドそのものを制することで得られる、新たな達成感。
プレイするごとに拠点や敵、武器やアイテムが変化するフィールドを駆け、キャラクターを強化します。それぞれの“夜の王”に対して、どのようにキャラクターを強化させるのか、フィールド探索自体が戦いの鍵となります。
夜に抗う戦士たち
8体の大いなる脅威に対抗するため、各地から集められた8人の戦士“夜渡り”たち。
剣士や魔女、亜人など、それぞれ出自の異なるキャラクターは、その性能も多彩です。さらに、特別なダガーで敵を傷つけ弱点を作り出す搦手や、その場に巨大な墓石を呼び出す大技まで、キャラクターたちが持つ固有の“スキル”と“アーツ”が戦闘にダイナミックな駆け引きを生みます。
キャラクターによって変わるアクションの手触り、そしてそれぞれの特性を活かした戦闘の立ち回りをお楽しみください。
ディレクターインタビューより
- 『ELDEN RING』の開発終盤に宮崎英高氏からディレクターを任された石崎氏が、新しいゲーム性に挑戦。
- 『ELDEN RING』をベースにすることでゲームデザインにリソースを集中。
- ゲーム内の時間経過や昼夜サイクルを導入し、従来作品にない「短期間での濃密な攻略」を提案。
- 時間経過によって探索範囲が狭まっていく中、昼はキャラクター強化やアイテム収集を行い、夜になると現れる強力なボスとの戦いに備える。
- 3日目に現れるボスを倒すとクリアー。1セッションは40分程度。
- 3人プレイが前提だが、ソロプレイにも対応。ただし、3人でも歯ごたえのある難度。
- 広大なマップ上の拠点やダンジョンはセッション毎にランダム配置。
- 色々な武器が登場するが、その強さや戦技はランダム。
- 武器性能は大きく3点。攻撃力と戦技と付帯効果。付帯効果とは、属性攻撃力アップやカット率アップ、ダッシュするとその場に魔法弾が生じるなど様々なものがあり、所持しているだけで効果を発揮する。
- 戦闘中の「味方救助」を独特のアクション(攻撃による蘇生)として実装。
- 舞台は『ELDEN RING』のパラレルワールド。設定や雰囲気を共有しつつ、独立したストーリー。
- プレイヤーキャラクターは“夜渡り”という戦士たちで、『ELDEN RING』の“褪せ人”とは異なる。
- キャラクターは、それぞれが特殊な能力を発揮するスキルと、必殺技のようなアーツを持つ固定の8人から選択。
- 日中に現れるのは『ELDEN RING』の敵が中心。『ELDEN RING』のボスも登場するが、全てではない。
- 『DARK SOULS』シリーズの敵もわずかに登場する。
- 開発内の呼称は「ショートRPG」。探索・キャラ育成・死闘といったRPGの根源的な面白さをひとつのミッションに濃縮した高密度なゲームを目指す。
- 通常時は完全に自由行動だが、夜に現れるボス戦では必ず集合して戦う。
- 敵撃破で獲得できるルーンはパーティメンバー全員に分配される。
- 昼間にHPが0になると瀕死になり、一定時間経過でリスポーン。夜間に3人全員が瀕死になるとゲームオーバー。瀕死状態なら他プレイヤーが救出可能。ボスに負けると挑戦失敗で拠点に戻される。
- 瀕死の味方の救出方法は攻撃を当てること。弓や魔法なら遠距離から救助でき、範囲攻撃なら複数の同時に救助できる。
- セッションは毎回、初期装備・レベル1の初期状態からスタートする。
- 装備品は基本的に『ELDEN RING』のものだが、性能をかなり引き上げている。消費アイテムは顕著で、火炎壺はド派手に爆発し集団を蹴散らせる。
- テキストチャットやスタンプなどは存在せず、地図にピンを刺して目的地を示したり、ジェスチャーするなどゆるいコミュニケーション。
- セッション終わりの報酬として、拠点で使える通貨と、“遺物”と呼ばれる装備品を持ち帰ることができる。
- “遺物”は、キャラにパッシブ能力を付与する。キャラごとに遺物をセットする台座があり、その台座にハマる遺物なら装備可能。別の台座を購入して交換も可能。
- “遺物”の効果はステータスUP、通常アクション・スキル・アーツの強化など多彩。
- 対人戦の要素はない。