Rocksteady、新たな『バットマン』のシングルプレイヤーゲーム開発か ─ Bloomberg報道

BloombergのJason Schreier記者は、ワーナー・ブラザースのゲームスタジオ各社が現在取り組んでいるプロジェクトに関する記事の中で、Rocksteady Studiosが『バットマン』のゲーム開発に復帰する可能性を示唆しました。

報道では、「Rocksteadyは、シングルプレイヤーゲームとして『バットマン』に回帰しようとしているが、スケジュールに詳しい関係者によると、この新プロジェクトは完成までにまだ数年かかる見込みだ」と伝えられています。

Rocksteady Studiosは、『バットマン:アーカム』シリーズで世界的に高い評価を得たことで知られています。『バットマン:アーカム・アサイラム』、『バットマン:アーカム・シティ』、『バットマン:アーカム・ナイト』は、いずれも批評的にも商業的にも大成功を収め、アクションアドベンチャーゲームの新たな金字塔を打ち立てました。

しかし、2024年1月にリリースした最新作『スーサイド・スクワッド:キル・ザ・ジャスティス・リーグ』は、商業的にも批評的にも期待外れの結果となりました。この作品は、リリース前に大きな期待を集めていましたが、度重なる延期や、ライブサービス要素への批判などにより、ファンの期待は徐々に低下。結果として、発売後にはパブリッシャーであるWarner Bros. が2億ドルの損失を計上するほどの商業的失敗に終わりました。

さらに、Rocksteady Studios は今年に入ってから2度目の人員削減(レイオフ)を実施しており、スタジオの現状を懸念する声も上がっています。昨年9月には、QA(品質保証)部門が33名から15名へと半減されたことも報じられました。

情報元:VGC

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