『キャッ党忍伝てやんでえ』の2DアクションRPG『Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!』PC含む主要プラットフォームで2026年リリースへ

Red Dunes GamesとBLAST ZEROが、1990年代のタツノコプロダクションのアニメ「Samurai Pizza Cats(日本名:キャッ党忍伝てやんでえ)」を原作とした2DアクションRPG『Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!』を発表しました。本作は2026年に、PC(Steam)を含む全ての主要プラットフォーム向けにリリースされる予定です。

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ゲーム概要:ビッグチーズの野望を阻止せよ!

『Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!』は、35周年を迎えたアニメ「Samurai Pizza Cats(キャッ党忍伝てやんでえ)」の世界を舞台にしたゲームです。物語では、エドロポリスを支配しようと企む悪役・狐塚コーン守の陰謀を、プレイヤーが秘密忍者隊ニャンキーのメンバーとして阻止する冒険が描かれます。原作アニメは1990年2月1日に日本で初放送された「キャッ党忍伝てやんでえ」で、科学フィクションとアクションコメディが融合した作品です。舞台となるエドロポリスは、擬人化されたロボット動物たちが暮らすユニークな都市として知られています。

このシリーズは1990年代初頭に「Samurai Pizza Cats」として国際的にローカライズされ、世界中で放送されました。それ以来、熱心なファンに支えられてきた本作が、ついにゲームとして新たな息吹を得ることになります。開発はオランダのスタジオBLAST ZERO(『Jitsu Squad』のクリエイティブチーム)が担当し、アラブ首長国連邦のRed Dunes Gamesがグローバル展開を担います。ゲームジャンルは2DアクションRPGで、秘密忍者隊ニャンキーのメンバーを切り替えながら、彼らのユニークな能力を駆使してパズルを解いたり、戦闘を楽しむことができます。

主な特徴:アクションとカスタマイズが魅力

『Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!』の魅力を以下にまとめます。

1. タッグチームアクション

プレイヤーは、Speedy Cerviche(ヤッ太郎)、Polly Esther(プルルン)、Guido Anchovy(スカシー)といったおなじみのキャラクターを瞬時に切り替えて操作できます。各キャラクターはユニークな能力を持ち、それらを使い分けることで、パズルを解いたり戦闘を有利に進めたりできます。状況に応じた能力の活用が鍵となりそうです。

2. アニメらしい体験

ゲームでは、90年代アニメ特有の派手な演出が再現されています。キャラクターごとの必殺技を使って敵を倒す爽快感は、原作ファンにとって懐かしくも新しい体験となるでしょう。アニメのテイストを忠実に反映したグラフィックや演出にも注目です。

3. レベルアップとカスタマイズ

冒険の舞台であるエドロポリスを探索しながら、敵との戦闘を通じてキャラクターをレベルアップさせることができます。さらに、特別なカードを獲得し、装備することで戦闘能力を拡張するカスタマイズ要素も搭載。自分好みのキャラクターを作り上げる楽しさが味わえます。

トレーラーとキャスト:オリジナル声優が再集結

アナウンストレーラー

日本版トレーラーの脚本監修

日本語版トレーラーの脚本は、オリジナルアニメの脚本を手掛けたあかほりさとる氏が監修しています。

英語版キャスト

英語版では、オリジナル声優陣が再集結します。以下が主要キャストです。

  • Rick Jones:Speedy Cerviche役
  • Sonja Ball:Polly Esther役
  • Terrence Scammell:Guido Anchovy役およびナレーター
  • Dean Hagopian:Seymour “The Big” Cheese役

日本語版キャスト

日本語版も豪華な顔ぶれが揃っています。

  • 山口勝平:ヤッ太郎役
  • 折笠愛:プルルン役
  • 沢木郁也:キツネヅカ・コーンノカミ役
  • 龍田直樹:カラス・ゲンナリサイ役
  • 堀内賢雄:ナレーター
  • 山下誠一郎:スカシー役(※小杉十郎太氏の後任)

声優インタビュー:35周年への思い

Red Dunes Gamesは、35周年を記念して声優陣への特別インタビューを公開しました。ここではその一部をご紹介します。

山口勝平(ヤッ太郎役)

  • 再録の感想:「ヤッ太郎は『らんま1/2』の乱馬と並ぶ僕の声優としてのルーツです。ゲーム化の話を聞いてワクワクしましたし、現実になった今、最高に嬉しいです。オランダで開発されていると知って驚きました!『天下無敵の大勝利!!』をまた言えて最高でした。」
  • キャスト再会と山下氏について:「コンちゃん(狐塚コーン守)とゲンちゃん(カラス幻ナリ斎)の掛け合いを聞き、賢雄さんの機知に富んだナレーション、そしてニャンキー隊の特徴的な名乗りを聞いていると、まるで何年も前のあの録音スタジオに足を踏み入れたような感覚でした。トレーラーのアニメ再現度も感動ものです。山下誠一郎さんにも感謝です!」
  • 35周年への思い:「35周年おめでとう!『てやんでえ大好き』という声をたくさん聞いて幸せです。日本だけでなく海外でも愛されるのは特別なこと。ヤッ太郎は僕のキャリアで永遠に大切な存在です。」

折笠愛(プルルン役)

  • 再録の感想:「ビジュアルのクオリティに感動しました。開発チームの情熱が伝わってきて嬉しかったです。プルルンの決め台詞をまた言えて幸せでした。」
  • キャスト再会と山下氏について:「35年経っても色褪せない作品です。山口さんたちとスタジオに入った瞬間、プルルンのセリフが自然に出てきました。山下さんのスカシーはキャラクターの魅力をしっかり捉えていて素晴らしいです。」
  • 35周年への思い:「打ち上げも楽しかったです(笑)。キャストとスタッフの絆が作品の魅力につながったんだと思います。愛され続けるのは光栄です。これからも応援よろしくお願いします!」

山下誠一郎(スカシー役)

  • 初参加の感想:「『てやんでえ』は僕が生まれる前の作品で、知らなかったんですが、関われて驚きです。山口さんたちレジェンドと一緒に録れたのは貴重な経験でした。」
  • 小杉氏からの引き継ぎ:「『継いだ』と言うにはおこがましいですが、初の役引き継ぎで、ファンのイメージを大切にしました。スタッフのサポートが心強かったです。」
  • 35周年への思い:「物語が人々の心に残る力を実感しました。愛が新作ゲームに結実するなんてすごい。僕のキャリアでも宝物です。」

訂正と謝罪:初稿において、誤って小杉十郎太氏を故人と記載しておりました。これは私の勘違いと思い込みが原因です。大変失礼なことをしてしまったと深く反省しております。本当に申し訳ございません。ここに訂正するとともに、今後このような誤りを繰り返さぬよう、情報の正確な把握と十分な確認を徹底してまいります。

情報元:Gematsu

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