コンパイルハートは、『魔界戦記ディスガイア』シリーズを手掛けたクリエイター山本雅博氏がディレクターを務めるPS Vita用ソフト『魔壊神トリリオン』の公式サイトを更新し、「基本システム」と「死に様スキル」について詳細を公開しました。
基本システム
トリリオンは一定周期で「休眠」と「進撃」を繰り返す
1兆ものHPを持つ「トリリオン」は、魔界を壊し喰らうことで、一定期間の「休眠」に入る。トリリオンが休眠中の限られた期間の中で、魔王たちを精鋭へと鍛えあげなければならない。トリリオンが目覚めると「進撃」が始まるため、それを阻止すべく命がけの戦いを挑むことになる。
バトルの基本は「同時ターン制」
バトルは、魔王が行動すると同時に敵も行動する「同時ターン制」。マス目のシミュレーションRPGをベースに、リアルタイム性を加えたシステムとなっています。
トリリオンは複数体の下僕を引き連れており、戦闘マップの一番奥から一番手前の「防衛ライン」を目指して移動を開始。下僕を倒し、トリリオンの攻撃をかわしながら「防衛ラインを突破されるまでにどれだけダメージを与えられるか」がトリリオン戦の基本。
トリリオンの下僕は4タイプ
トリリオンが率いる下僕は大きく分けて4タイプ。なお、下僕は倒しても定期的にトリリオンの肉体から射出される。
- 「肉弾突進タイプ」
攻撃力が高く、能動的に敵を殲滅しに動く。 - 「遠距離攻撃タイプ」
敵から一定距離を保ちつつ遠距離攻撃を仕掛ける。 - 「補助回復タイプ」
他の下僕を補助、回復しようとする。 - 「鉄壁防御タイプ」
防御力が高く、トリリオンの周囲を守っている。
「発動予告」で対策を!
トリリオンの行動には全て発動予告が伴う。
「発動するスキル」「攻撃範囲」「発動までのターン数」が表示されるので、発動までにその攻撃範囲から「逃れる」「防御する」「スキルで対抗する」などの対策をとろう。
トリリオンの攻撃範囲と防衛ラインまでの残りの距離を考慮しながら、次々と発生する攻撃をかいくぐりつつダメージを与えていかなければならない。育成で得た様々なスキルを駆使して戦おう。
「外装破壊」でトリリオンのスキルを封じる
トリリオンには1兆ある本体HPとは別に、部位ごとのHPが設定されており、各部位に一定量以上のダメージを与えることで外装を破壊可能。
外装を破壊すると内部の構造体がむき出しとなり、その部位が司るスキルを一定期間使用不可能にすることができる。部位は一定期間の経過で自動修復されるため、どこを破壊してどのスキルを封じながら戦うかがポイント。
魔王の頼れる部下?
バトルには自分の操作キャラである魔王以外にも、自律行動する「強化デビル」を仲間として同行させることができる。育成パートで魔王の「CAP(統率力)」のパラメータを上げておくと、その数値の高さ次第で「強化デビル」を連れて行ける体数が増える。
強化デビルは、ファウストが開発した「抗神スーツ」の外装に、志願した魔族の魂を入れ込んだ対トリリオン戦用の兵士。「抗神スーツ」は、トリリオンの瘴気にある程度耐えられる機能を備えている。
想い出が力に!
「想いポイント」は、育成の中で魔王と触れ合い心を通わせることで、幾多の想い出が絆の力となって覇王の指輪に蓄積される。トリリオン戦で、ダメージを受けたりスキルを使用したりすると、HPやMPの代わりに「想い出ポイント」から引かれていくため、有利に戦いを進めることができる。
死に様スキル
死に様スキルで爪あとを残せ!
魔王のHPが0になると、命と想いの全てを懸けた「死に様スキル」を放てる。死に様スキルは複数種類があり、修得しているものの中から発動するスキルを選択できる。いずれも特徴的かつ超絶効果の技。
死を覚悟したものだけが放てる効果絶大なスキル!
死に様スキルは、次に挑む魔王が戦いを優位に運べるよう、自分の命を礎にしてトリリオンに傷痕を残す技。スキルを発動すると、これまでの想い出が走馬灯のように流れる専用の演出が入り、効果が発動。死に様スキルを放った魔王は死亡し、次の魔王にその想いが受け継がれる。
死に様スキルの例
- 「刹那の一撃」
命の全てを込めた一撃で、トリリオンに超絶ダメージを与える。 - 「部位封印」
巨大化した武器を突き刺してトリリオンの外装を破壊し、その部位のスキルを恒久的に封印する。
関連リンク
・魔壊神トリリオン