日本ファルコムは、2021年に発売を予定しているシリーズ最新作『黎の軌跡』の公式サイトをオープンし、メインキャラクターや舞台設定、そして新たな戦闘システムに関する情報を公開しました。
キャラクター紹介
<ヴァン・アークライド>
年齢:24 歳 / 武器:撃剣(スタンキャリバー)
「これが仕事ってもんだ――
《裏解決屋(スプリガン)》を舐めてんじゃねぇぞ。」
黒髪に蒼のメッシュ、深い蒼色の瞳が印象的な首都イーディスの旧市街を拠点に活動する若き《裏解決屋》。
ドライで現実的な性格に思われることもあるが自分なりの筋を通すタイプで面倒見も悪くない。
仕事柄、様々な業界の人間とも繋がりを持っており、それなりに幅広い人脈があるようだが、それでもどこか心の奥底には触れさせまいとする一面を見せることも。
偶然に近い形で裏解決屋となったものの、その生き方には納得しているらしく“ハズレ仕事”でもボヤきながら確実にこなしている。
<アニエス・クローデル>
年齢:16 歳 / 武器:導力杖(オーバルスタッフ)
「ヴァンさんの流儀は分かります――けど
学生にだって譲れないものはあるんです!」
首都の名門校《アラミス高等学校》に在籍している 1 年生の女生徒。
艶やかな長い金髪をなびかせる、清楚で柔和な雰囲気の少女だがその涼しげな瞳の奥には強い意志を宿す。
学校では選択科目として導力杖による護身術を履修しているほか生徒会にも所属。気の置けない友人たちと協力しながら庶務としての活動に励む毎日を送っている。
とある事情で亡き「曾祖父」の遺品である“導力器(オーブメント)”が何者かに盗まれたことを知ったアニエスは何故か警察や遊撃士協会への相談を避け、どんな仕事でも受けるという
《アークライド解決事務所》に依頼を持ち掛けるのだが……。
<フェリ・アルファイド>
年齢:13 歳 / 武器:突撃銃剣(アサルトソード)
「わたしが守ります――
焔と女神(アルーシャ)の加護を!」
褐色の肌とやや短めの髪、小柄な体型が特徴的な高位猟兵団「クルガ戦士団」に所属する年若き猟兵。
幼い頃から本格的な戦闘訓練を受けており、戦いでは一猟兵としてのハードな一面を垣間見せる一方、都会に関する知識には疎いらしく、日常生活では年相応の少女らしい素直な反応を示す。
予てより交流のあった他の猟兵部隊が突如消息不明となった報せを受けたフェリは、独自に捜索を開始。
そんな中、噂話に聞いていた共和国の《裏解決屋》との接触を図ろうとする。
<アーロン・ウェイ>
年齢:19 歳 / 武器:双星剣(ツインフェンサー)
「すっ込んでろよオッサン――
東方人街(オレら)の流儀が理解できねーならな」
共和国の巨大東方人街で浮名を流す遊び人であり、血気盛んな青年たちを統率しているリーダー的存在。
三大拳法の一つ《月華流》の剣術と拳法を修める一方、気まぐれに東方華劇で“女形”の剣舞を演じたり、カジノで荒稼ぎするなど破天荒ながらも周りを惹きつけてやまない存在感から《麒麟児》《羅州の少覇王》と呼ばれることも。
東方人街を支配するシンジケート《黒月(ヘイユエ)》では彼を幹部に取り立てようとする動きもあるが、当の本人は組織そのものにさほど興味を感じていないらしい。
舞台設定/キーワード
<カルバード共和国>
ゼムリア大陸中西部に位置する大陸有数の巨大国家。
元々は王制だったが、百年前に起こった民主化革命をきっかけに民主共和制が施行されることとなった。
大陸西部の巨大帝国エレボニアとの狭間に位置するクロスベルを巡って長年に渡る血みどろの紛争を繰り返していたが、ここ数年の出来事を経てクロスベルが自治州として再独立――
自治州からの税収は入らなくなったものの、帝国からの莫大な賠償金によって未曾有の好景気が到来し、経済・軍事両面で大陸随一の国家となりつつある。
<首都イーディス>
カルバード共和国の首都にして、大陸最大規模の巨大都市。
90 年前に建てられた大統領府や共和国議事堂に面した革命広場、エリートを数多く輩出している名門高等学校、出版社や導力映画館が立ち並ぶ地区、開発から取り残された旧市街、リバーサイドに面した商業地区などがあり、大通りでは“白いクローブの街路樹”が見られる。
大陸随一の導力車大国として多彩な車種が街路を走っており、他国に先駆けて信号機を導入。
トラム網の代わりに主要都市を結んだ「地下鉄」が導入された大陸初の都市としても知られている。
<裏解決屋(スプリガン)>
カルバード共和国という多様性の坩堝から生まれた“裏稼業”。
ある時は探偵(ディテクティブ)として、ある時は交渉人(ネゴシエイター)として、またある時じゃ賞金稼ぎ(バウンティハンター)としてどんな、誰からの依頼でも受けることを流儀としている。
表向きの仕事は警察や遊撃士協会(ギルド)の担当となるため彼らに舞い込む仕事といえばCID(中央情報省)がギルドに回したくない案件や表沙汰にできない市民の相談事、更には犯罪者やアンダーグラウンド勢力からの“筋の通った”依頼といったきな臭いものばかりである。
新・戦闘システム紹介
従来シリーズで採用していたコマンド型AT(アクションタイム)バトルを一新。フィールド上のアクションバトルから、コマンド型バトルへとシームレスに移行する独自の新システムを採用し、よりスピーディかつ戦略的なバトルを楽しむことができる。
基本システム
(1)フィールドで敵を発見した場合、任意でアクションバトルを開始 (回避して進むことも可能)
(2) アクションバトル中、戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》を展開することでコマンドバトルにシフト(退却することで(1)に戻るため、再度アクションバトルを行うことも可能)
フィールド上では連続攻撃・回避など多彩なアクションが可能
フィールド上ではターゲッティングした敵に対して連続攻撃、強攻撃といったアクションが可能で、パーティを組んでいる状態であれば、バトル中に操作キャラを変更することもできる。
また、プレイヤー側の行動に対して敵側も様々な攻撃を仕掛けてくるため、フィールド上でのポジショニングや回避行動によるダメージ回避といったアクションも重要。
コマンドバトルではクラフト、アーツなど行動順を意識した戦略的なバトルが展開
コマンドバトルでは従来の「軌跡シリーズ」同様、通常攻撃、クラフト(戦技)、アーツ(導力魔法)、アイテムといったコマンドを選択して敵とのバトルを進めることになる。
「地・水・火・風・時・空・幻」の七属性に応じたアーツや様々な効果を持つクラフトを発動するなど、技の効果を意識したバトルを行うことで、上位クラスの強敵とも対等以上に渡り合うことが可能に。
更に、戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》による一時的なブーストが可能なほか、パーティキャラが近くにいる場合は追加攻撃が発生したり、相手のアーツをシェアするといった追加効果も発生する。