東京・渋谷に拠点を構えるインディーゲームスタジオSerafini Productionsが開発するサバイバルホラー『BrokenLore: UNFOLLOW』が、PC(Steam)版に加えてPlayStation 5でも発売されることが発表されました。本作は、社会問題とソーシャルメディアの闇に切り込む一人称視点のホラーゲームです。物語は、謎の屋敷で目覚めた少女アンが、暗い過去と向き合いながら脱出を目指すというもの。YouTuber「Akidearest」ら実在インフルエンサーが主演し、現実と虚構が交錯する独自の恐怖体験を演出します。
『UNFOLLOW』とは何か――PS5にも対応が決定
現実とリンクした悪夢、暗い日々に差し込む光
『BrokenLore: UNFOLLOW』は、松竹がパブリッシャーを務め、Serafini Productionsが手掛けるサバイバルホラーゲームです。PC(Steam)版に加えて、PlayStation 5版も2025年に発売されることが正式にアナウンスされました。
プレイヤーは、静まり返った屋敷で目を覚ます少女「アン」を操作します。彼女は「どのくらい気を失っていたのか」「自分の身に何が起こったのか」まったく覚えていません。目にするのは見知らぬ景色と、人の気配のない空間。プレイヤーと同じく情報がない状態で始まり、探索によって徐々に全貌が明らかになります。
このゲームの大きな軸となるのが、人気YouTuber「Akidearest」の存在です。作中でアンは「Akidearestの動画が、自分の暗い日々を支えてくれた」と語っており、今度はその彼女が「アンの助けを必要としている」と描写されます。ゲーム内における「救う/救われる」関係性が、物語の大きな推進力となっています。
PS5アナウンストレーラー
ゲームシステムと演出の特徴
プレイヤーの選択が物語に影響、トラウマが敵の姿に
『BrokenLore: UNFOLLOW』では、「ゲーム全体で行われるさまざまな選択に影響を受ける複数のエンディング」が実装されています。この仕組みにより、プレイヤーの行動が結末を左右する構成となっていると考えられます。
また、「ユニークで不気味なクリーチャーは、アンが経験した異なるトラウマを象徴します」と明示されており、敵の存在そのものが心理的なテーマに基づいて設計されていると読み取れます。たとえば、記憶喪失や孤独感といった感情が反映されている可能性も示唆されます。
スマートフォンとゲーム進行の連動、ステルスと戦闘の導入
「アンのスマートフォンに重点が置かれ、多くの機能を備えています」と説明されており、これは単なるUI表示を超えてゲームプレイ上で能動的に使用される要素であると考えられます。現代的なガジェットを活用した探索や情報収集の仕組みがあるかもしれません。
さらに「ゲームにはステルスメカニクスと戦闘システムが組み込まれます」と記載されており、回避主体の展開と敵との直接的対峙の両方が含まれる構造です。これにより、状況に応じてプレイヤーが異なるアプローチを選択することになると推測されます。
関連リンク
PS Store 商品ページ:
https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10008188
Steam 商品ページ:https://store.steampowered.com/app/2133830/BrokenLore_UNFOLLOW/




