2025年3月27日に発売されたアクションRPG『The First Berserker: Khazan』が、6月の大型アップデートで難易度システムを全面刷新します。既存の難易度名変更に加え、「Beginner」と「Hardcore」の2つの新難易度が追加され、より幅広いプレイヤーが楽しめるようになります。さらに、コンボガイド、プリセット機能、ストレージ拡張、ドロップ率調整といった多数の品質改善も実施されます。
アップデート詳細
難易度システムの再構築
『The First Berserker: Khazan』では、ゲーム体験を一層深めるため、難易度システムが大きく見直されます。
既存の「Easy」モードは「Normal」へと名称が変わり、これが新しいデフォルト設定となります。これまでの「Normal」モードは「Challenge」となり、よりやり応えのあるプレイを求める熟練者向けのモードとして位置づけられます。
今回のアップデートでは、新たに2つの難易度モードが加わります。初めてゲームをプレイするユーザーや、じっくりとシステムに慣れたいユーザー向けには「Beginner」モードが導入されます。このモードでは、準備ができたらいつでも難易度を上げることが可能です。
一方、「Challenge」モードをクリアし、究極の挑戦を求めるプレイヤーのために「Hardcore」モードが追加されます。「Hardcore」モードでは、敵の体力やスタミナバーといったUI要素が非表示になるほか、主要なサポートシステムも制限されます。カメラ設定も調整され、一層の緊張感の中でゲームを進めることになります。
プレイ体験を向上させる新機能
難易度システムの変更に加え、ゲームの利便性を高めるための様々な品質改善(Quality of Life: QOL)機能も実装されます。
- コンボガイドの導入: ゲーム内の百科事典に「コンボタブ」が追加されます。これにより、各スキルツリーレベルに応じた基本的なコンボガイドが提供され、プレイヤーはゲーム内で直接、より高度な操作を学び、練習できます。
- プリセット機能の強化: スキルプリセットシステムとギアプリセットシステムが導入され、異なるビルドへの切り替えが簡単に行えます。
- インベントリとストレージの改善: インベントリの並べ替え機能として名前順ソートが追加され、アイテム管理の効率が向上します。また、ストレージスペースは既存の100スロットから500スロットへと大幅に拡張され、より多くのアイテムを保管できるようになります。
- ドロップ率の調整: メインミッションのボスからは、常にセットクラフト素材がドロップするよう変更されます。さらに、「Augment of Wisdom」のドロップ率も増加し、装備強化がしやすくなるでしょう。
これらの改善は、プレイヤーがより快適に、そして戦略的にゲームを進められるよう設計されています。
アップデート要点まとめ(箇条書き)
- 難易度関連:
- 「Easy」→「Normal」に名称変更、デフォルト難易度へ移行
- 「Normal」→「Challenge」と再分類
- 新難易度「Beginner」「Hardcore」追加
- HardcoreではUI・サポート削除、カメラも変更
- スキル/ギアのプリセット機能が新登場
- コンボガイド機能がエンサイクロペディアに追加
- インベントリに名前順ソート、ストレージは100→500枠に増加
- メインボスはクラフト素材を必ずドロップ、Augment of Wisdomのドロップ率上昇
- 現行とのギャップによりオンラインデモ一時停止
その他の変更点と今後の展開
今回のアップデートに伴い、『The First Berserker: Khazan』のオンラインデモ版は一時的に公開を停止します。これは、現在のゲームバージョンが発売時と比較して大きく進化したためと考えられます。
以前のアップデートでは、2025年5月のパッチで、メインストーリークリア後に解放される2つのボスラッシュモード「Great General’s Crucible」と「Berserker’s Bloodshed」が追加されました。また、キャラクターの外観変更機能もより早期に利用できるようになり、プレイヤーはゲーム序盤からカスタマイズを楽しめるようになっています。
今回の6月アップデートは、プレイヤーからのフィードバックに応え、より多様なプレイスタイルに対応するための一歩と言えるでしょう。初心者から熟練者まで、あらゆるプレイヤーがそれぞれのペースで『The First Berserker: Khazan』の奥深い世界を体験できるようになることが期待されます。




