『アサシンクリード4』リメイク、RPGシステム導入で2026年発売目標と報道

『アサシンクリード4』リメイク、RPGシステム導入で2026年発売目標と報道

『Assassin’s Creed』シリーズの信頼できるリーク実績を持つフランスのJeux Vidéo Magazineが2025年9月17日、『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』のリメイク版について具体的な開発詳細を報じました。複数の情報源を引用した同報道では、2026年3月のリリース目標やRPGメカニクス導入など、従来の噂を大幅に上回る詳細が明かされています。Ubisoftは複数のシリーズリメイクプロジェクトの存在を認めているものの、本作については公式発表を行っていません。

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報道の信頼性と情報源

今回の報道を行ったJeux Vidéo Magazineは、過去に『アサシンクリード』関連で正確なリーク情報を提供してきた実績があります。同メディアの動画レポートを受けて、VGC、Gadgets 360、My Nintendo Newsなど複数のメディアが類似内容を報じており、業界内で一定の信憑性を持って受け止められています。

ただし、これらは全て匿名の情報源に基づく二次報道であり、Ubisoftからの一次情報は存在しないという点には注意が必要です。

開発体制と制作進捗状況

報道によると、リメイク版の開発はUbisoft Singaporeが主導しています。同スタジオは2013年の原作で海戦システムを担当し、後に『Skull & Bones』も開発しました。支援体制としてUbisoft Belgrade、Ubisoft Bordeaux(『Assassin’s Creed Mirage』開発元)が参加していると報じられています。

制作進捗については情報源により見解が分かれており、「終盤段階」とする報告がある一方で、「相当な作業が残されており、2026年後半へのスリップもありうる」との慎重な見方も示されています。

報道されているシステム変更内容

複数メディアが一致して報じている主要変更点は以下の通りです。

RPGメカニクスの全面導入

  • 『アサシンクリード オリジンズ』以降で採用されているRPG形式のインベントリシステム
  • 武器・装備品のステータス表示とルートシステム
  • 戦闘システムの数値ベース化(原作の演出重視スタイルから移行)

シームレス体験の実現

  • 船舶と陸地間移動時のロード画面排除によるシームレス体験を目指すとされている
  • 小島への追加コンテンツ配置によるマップ密度向上

コンテンツの大幅再構成

報道では原作からの大規模な内容変更が示唆されています。現代パートの一部削減と引き換えに海賊時代コンテンツが拡充され、VGCは「約4時間分の追加コンテンツ(around four hours of extra content)」と具体的な追加時間を報じています。

注目すべきは、原作開発時にカットされたメアリ・リードのストーリーライン復活です。これにより、18世紀初頭の海賊黄金時代により特化したナラティブ構成への再編が行われるとされています。ただし、VGCとMy Nintendo Newsが報じている一方、Gadgets 360では言及されていません。

技術仕様と開発アプローチ

リメイク版は『アサシンクリード シャドウズ』と同じ最新Anvil Pipelineエンジンを使用予定と報じられています。ただし、複数メディアが「『バイオハザードRE:2』のような大規模予算のフルリメイクではなく、忠実な再構築」という位置づけであることを一致して報じています。

開発効率化の観点から『Skull & Bones』のアセット流用も計画されているとの報道がありますが、これは単一ソース(My Nintendo News)による情報です。

業界背景とシリーズ戦略

Ubisoftは現在、ヴァルハラチームが手掛ける新作『Assassin’s Creed: Codename Hexe』やモバイル向け『Assassin’s Creed Jade』、スタンドアローン型マルチプレイヤー作品など複数の新作を並行開発中です。リメイクプロジェクトがこれらのスケジュールに与える影響も注目されます。

『アサシンクリード4』リメイクの存在については、2025年6月に主人公エドワード・ケンウェイ役の声優Matt Ryan氏がファンイベントで示唆する発言を行い、その後Ubisoftから法的措置を示唆されたためコメントを控えているとVGCが報じており、間接的な裏付けとして受け止められています。

現在の状況整理

※以下は全て未確認の報道情報です

  • プロジェクト名: 『Assassin’s Creed IV: Black Flag』リメイク版(非公式)
  • 開発体制: Ubisoft Singapore主導、Belgrade・Bordeaux支援(報道)
  • 発売時期: 2026年3月目標、後半スリップの可能性(報道)
  • 主要変更: RPGメカニクス導入、現代編削減、海賊コンテンツ拡充(報道)
  • 対応機種・価格・対応言語: 未発表

『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』は2013年の発売以来、シリーズ屈指の人気作として評価され続けており、リメイク版への期待は高まっています。ただし、現段階では全て未確認情報であるため、Ubisoftからの正式発表を待つ必要があります。


出典:VGCMy Nintendo NewsGagets 360

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