『Bomb Rush Cyberfunk』を手がけたTeam Reptileが、新作『HYPERFUNK』を発表しました。本作は「エクストリームトリックとグラフィティ」をテーマにしたゲームで、PC(Steam)および未発表のコンソール機向けに開発中です。発売日は現時点で未発表となっています。
「1秒が2秒分の濃密さ」を体感する超高速アクション
Steamページによると、本作のキャッチコピーは「1秒が2秒分の進化したファンクスタイル」。プレイヤーはスケート、スケートボード、BMXの3種類から移動手段を選び、トリックを決めることで個人用ブーストパックを充填できます。コンボスコアが高いほど加速度が上がり、最終的には「とんでもないスピード」まで到達可能とのこと。
ここがポイントなのは、単なるスピードゲームではなく、高速移動とグラフィティアートが密接に結びついている点です。街中を爆走しながら、いかに効率的にグラフィティを描けるかが勝負の鍵となりそうです。
リアルタイムで競うグラフィティバトルシステム
本作の中核となる「Dynamic Style Wars」システムでは、各クルーがエリアを占領し、独自のスタイルで競い合います。他のクルーにグラフィティバトルを挑むと、リアルタイムで街への爆撃競争が始まり、警察から逃げながらエリアの支配権を争うことに。
面白いのは、グラフィティに4段階の階層があることです。「Tags(タグ)」「Throwies(スローイー)」「Pieces(ピース)」「Blockbusters(ブロックバスター)」の順に強力になり、相手の作品を上書きする際の戦略性が求められます。シンプルなタグから始めて、最終的に巨大なブロックバスターで圧倒する、といった駆け引きが楽しめそうです。
オンラインで出会う「Hyper」空間と街探索
舞台は「Hyper」と呼ばれるオンライン空間の影響を受けた明るい未来都市。さまざまなグラフィティクルーが、この新世界をどう解釈するかという思想とスタイルで競い合っています。
プレイヤーは自由に街を探索でき、クルーメンバーを増やしたり、音楽トラックを発見したり、他の移動スタイルをアンロックしたりできます。また、Hyperでランダムなオンラインプレイヤーと出会ったり、フレンドと一緒に街をぶらつくことも可能。ソロでもマルチでも楽しめる設計になっているようです。
『HYPERFUNK』は現在開発中で、対応機種の詳細や発売時期については続報を待つ必要があります。前作『Bomb Rush Cyberfunk』のファンはもちろん、スピード感あふれるアクションとストリートカルチャーに興味がある人にとって、要注目の一作となりそうです。




