天国から飼い主を迎えに行く犬の3Dアドベンチャー『My Little Puppy』2025年11月Steam発売決定 ─ PS5/Switch版は2026年前半

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開発元Dreamotionは、3Dアドベンチャーゲーム『My Little Puppy』のPC版を2025年11月にSteamで配信すると発表しました。PS5版とNintendo Switch版は2026年前半にリリース予定です。本作は「人が死ぬと、先にあの世に旅立った犬が迎えに来る」という言い伝えをテーマに、天国にいるウェルシュ・コーギーのボングが亡くなった飼い主を迎えに行く旅を描きます。

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Steam版先行、コンソール版は翌年前半

今回の発表で明らかになった発売スケジュールは、2025年11月にPC版がSteamで先行配信され、PlayStation 5版とNintendo Switch版が2026年前半に登場するというものです。PC版の具体的な発売日、価格、システム要件は現時点で公開されていません。コンソール版についても2026年前半という時期のみが示されており、詳細は今後の発表を待つ必要があります。

再会が保証された物語設計

開発チームは物語の結末について「物語の終わりで、ボングはパパにふたたび出会います。その道のりは興奮と楽しみ、苦難と悲しみの連続でしょう。でも、結末はすでに決まっているのです。会う運命にある人は、結局ふたたび巡り会うものですから」と説明しており、主人公ボングと飼い主パパの再会が保証されています。

開発チームは「かつてパパがボングの所にやってきたように、今度はボングがパパを迎えに行く番なのです」とコメントしており、犬の視点から飼い主を迎えに行くという物語が展開されます。

犬の能力制約に基づく協力システム

ゲームプレイでは、砂漠、雪山、ビーチなど多様な環境を旅しながら、アドベンチャー、アクション、レーシングなど様々なジャンルの要素を体験できます。主人公ボングは犬として、嗅ぐ、吠える、走る、ジャンプといった行動を行います。

開発チームは「これだけは忘れないでください!ボングは犬です。嗅ぐ、吠える、走る、ジャンプといった犬ならではの行動には限界があります」と説明しています。この制約により、旅の途中で出会う犬や人々と協力しながら進む必要があります。開発チームは「犬はネコと違って、一人でできることはあまり多くないんです!」とコメントしており、各キャラクターには独自のストーリーがあることが明らかにされています。

保護施設から引き取られた高齢犬ボング

主人公のボングは、保護施設にいた8歳の高齢犬で、病気のため引き取り手が少ない状況でした。ある日「パパ」と呼ぶ飼い主に引き取られ、残りの生涯を幸せに過ごして虹の橋を渡りました。

犬の天国で過ごしていたボングは、ある日パパの匂いを感じ取ります。天国への道にさしかかったパパを迎えに行くため、ボングは天国から旅に出ます。

ペットとの別れと再会をテーマにしたメッセージ

開発元Dreamotionは本作を「犬の物語ですが、出会いと別れ、そして再会をテーマにした『みんな』の物語でもあります」と位置づけています。開発チームは「かけがえのない友達であり家族だった犬との再会を待ち焦がれているすべての方々に、そしていつか訪れる別れを覚悟している方々に、この物語が温かな慰めとなりますように。私たちは、いつか必ずまた会えますから」というメッセージを発表しており、ペットとの別れを経験した人々や将来の別れを意識している人々に向けた作品であることが示されています。

今後の情報公開

2025年11月のSteam版配信、2026年前半のPlayStation 5版とNintendo Switch版の発売に向けて、ゲームプレイ映像、価格、具体的な発売日などの詳細情報が今後公開される見込みです。


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