Wemade MaxとMADNGINEは2025年10月23日、開発中のシングルプレイヤーオープンワールドアクションRPG『Project TAL』のデビュートレーラーを公開しました。本作は韓国の伝統仮面「タル(Tal)」と関連する神話・民話をモチーフにしたAAA級タイトルで、2027年にPCおよびコンソール向けに全世界同時発売予定です。巨大モンスターへ飛び乗って攻撃するクライミングアクションや、戦況に動的に反応する仲間システムなど、独自の戦闘要素が明らかになりました。
巨大モンスターへのクライミングアクションが特徴
公開されたトレーラーでは、プレイヤーが巨大モンスターに飛び乗って強力な攻撃を繰り出すクライミングアクションが披露されています。敵の弱点部位を直接狙うことで戦闘の流れを大きく変えることができ、戦術的なカウンター攻撃やスキルコンボを駆使して敵を制圧します。単純な攻撃の繰り返しではなく、弱点を的確に狙う戦術性が求められる戦闘システムとなっています。
動的に反応する仲間システム
『Project TAL』のもう一つの核心要素は、プレイヤーの戦闘スタイルと環境に動的に反応する仲間システムです。NPC同行者はそれぞれ独自の能力、性格、戦闘での役割を持っており、プレイヤーと共に戦います。単なる追従型のAIではなく、戦況を判断して適切な支援行動を取る高度なシステムとなっています。

仲間の役割は防御、支援、近接攻撃、遠距離攻撃、魔法の5つに分かれており、それぞれが戦闘中にシームレスな協力を見せます。トレーラーでは、戦闘中に落下する仲間をプレイヤーがキャッチするシーンや、支援役の仲間が魔法バリアを展開して敵の攻撃を防ぐ場面などが紹介されました。これらの連携がシームレスに展開され、臨場感のある戦闘体験を演出します。

2027年にPC/コンソールで全世界発売
Wemade MaxのCEO、Sohn Myun-seok氏は「Project TALは傷ついた世界を癒すという感情に訴えるストーリーと、クラシックなアクションRPGの爽快な戦闘を組み合わせた作品」とコメントしています。さらに「MADNGINEの技術的専門知識と芸術的ビジョンにより、グローバルステージで競争できるAAAオープンワールドタイトルを制作している」と開発への自信を示しました。






本作は以前「TAL: The Arcane Lands」として発表されていたタイトルで、韓国の伝統仮面「タル」および関連する神話・民話をモチーフにしています。韓国神話や民話をベースにしたファンタジー世界観は、これまでの西洋ファンタジー中心のRPG市場に新たな風を吹き込む可能性があります。具体的なコンソール機種については未発表です。




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