Astrolabe Gamesと91Actは2025年11月12日、新作ローグライトアクション『BLAZBLUE ENTROPY EFFECT X』を発表しました。対応プラットフォームはNintendo Switch、PS5、Xbox Series X|Sで、2026年2月12日に発売予定です。本作は、開発者が「無限のキャラクタービルド」と称するほど多彩なカスタマイズ性を特徴としています。
前作高評価の『BLAZBLUE』スピンオフ最新作が登場
本日2025年11月12日に配信された「State of Play 日本」にて、本作は正式に発表されました。人気2D対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE』シリーズのスピンオフ作品にあたり、Steam/iOS/Android向けに配信されている『BLAZBLUE ENTROPY EFFECT』の拡張版です。同作はSteamレビューで約2万8000件中94%がオススメする「非常に好評」という高い評価を獲得しています。
『BLAZBLUE ENTROPY EFFECT X』は、Nintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S向けに展開。シリーズの生みの親であるアークシステムワークスがシナリオ制作・監修を手掛ける完全新作ストーリーが描かれるほか、新たなプレイアブルキャラクターも追加されるなど、多くの進化点があります。
本作の核となる「戦術」と「ポテンシャル」によるキャラクタービルド
開発元である91ActのCEO、姜 磊(きょう らい)氏によると、本作はユーザビリティの高い操作性と、フレーム単位で反応するレスポンスの良さを追求したアクションが魅力です。その上で、プレイヤーが自分だけの戦闘スタイルを確立できる、奥深い成長システムが導入されています。その中核を担うのが「戦術」と「ポテンシャル」と呼ばれる2つのシステムです。
本作のキャラクタービルドは、大きく分けて2つの要素で構成されます。「戦術」は全キャラクター共通で適用できる強化要素で、「ダッシュで周囲を感電させる」など、アクションに新たな効果を付与します。一方の「ポテンシャル」は各キャラクター固有の技を強化する要素で、「攻撃ヒット時にHP回復」といった特殊効果も存在します。これら複数の「戦術」と数百種類に及ぶ「ポテンシャル」をどう組み合わせるかによって、開発者が「無限のキャラクタービルド」と称する、プレイヤーごとに全く異なる戦闘スタイルが生まれます。
アークシステムワークス監修の完全新作ストーリー
物語の舞台は、すべてが終焉へと向かう世界。プレイヤーはコードネーム“ACE”と呼ばれる存在となり、歪んだ次元を駆け抜けて“可能性の欠片”を探し、世界の崩壊を阻止するために戦います。この完全新作のオリジナルストーリーは、『BLAZBLUE』シリーズ本編を手掛けるアークシステムワークスがシナリオ制作と監修を担当しており、ゲームの進行に合わせて物語の真相が明らかになっていく構成です。
物語には、新たなキャラクターとして「ドクター・メルクリウス」や、「Ti」「Lime」「Fox」「Cafe」といった人物が登場します。彼らは「DBS」と呼ばれる謎のシステムに関わっているとされており、シリーズ既存のキャラクターたちとどのように関わっていくのか、ストーリー展開にも注目が集まります。
新規参戦「ナオト=クロガネ」含む14体のプレイアブルキャラクター
本作では、『BLAZBLUE』シリーズから「ラグナ=ナ=ブラッドエッジ」や「ジン=キサラギ」、「ノエル=ヴァーミリオン」といったおなじみのキャラクターがプレイアブルとして登場します。さらに、シリーズ作品から新たに「ナオト=クロガネ」が参戦することも明らかになりました。総勢14体のキャラクターが、それぞれ固有の「ポテンシャル」を持ち、多彩なバトルスタイルを繰り広げます。
製品情報・予約詳細
本作は本日2025年11月12日より予約受付を開始しています。価格は、ダウンロード版のStandard Editionが2,970円(税込)、Deluxe Editionが4,400円(税込)です。また、パッケージ版については希望小売価格として5,280円(税抜)と案内されています。Deluxe Editionには、全キャラクター用のキャラクターカラーチェンジセット2種、全91曲を収録した完全版オリジナルサウンドトラック、そしてチビアバター4種が同梱されます。

特にPlayStation Storeでは、PlayStation Plus加入者であれば10%OFFの割引価格で予約購入できるほか、別途予約特典も用意されています。パッケージ版の店舗別特典など、詳細については公式サイトや各販売店のページをご確認ください。




