基本プレイ無料の武侠オープンワールドRPG『風燕伝:Where Winds Meet』が、グローバルリリースから24時間でプレイヤー数200万人超を記録しました。公式が公開したインフォグラフィックでは、SteamとPlayStation Storeの各種ランキングでも好調なスタートを切ったことが示されています。
24時間で200万人超を公式が発表
NetEase GamesとEverStone Studioが手がける『風燕伝:Where Winds Meet』は、2025年11月15日にPC(Steam / Epic Games Store)とPlayStation 5向けに正式リリースされました。
公式画像には「PLAYERS IN 24 HOURS OVER 2,000,000」と明記されており、サービス開始から24時間以内に200万人以上がプレイしたことが示されています。
Steam売上TOP7&Most Played TOP5入り
同じ公式画像では、Steamでの実績も具体的に示されています。左下に「STEAM Top Sellers TOP 7」、その横に「STEAM Most Played TOP 5」と記載されており、売上トップセラーでは世界7位、Most Played(最もプレイされたゲーム)では世界5位に入ったことが分かります。
ランキングの集計期間や地域の細かい条件は示されていないものの、ローンチ直後からSteam上でかなり目立つ位置に食い込んでいたことがうかがえます。
Steam同接は24時間ピーク17万人超、その後19万人台に
公式画像には「STEAM 24-Hour Peak 170K+」という文言もあり、リリースから24時間のあいだに、Steam版の同時接続プレイヤーが少なくとも17万人を超えたことが示されています。
一方で、SteamDBの統計では11月16日(JST換算でリリース翌日)に同時接続19万3860人というオールタイムピークも記録されています。

国内メディアがローンチ当日に報じた「最大同接14万1775人」という値は、SteamDBを早いタイミングで参照した時点の数字と考えられます。24時間以内の公式指標としては「17万+」、その後の推移としては「19万3860人」という二段構えで伸びていったかたちです。
PS Storeでも7地域でベストセラーTOP3にランクイン
画像右下には「PS Store Best Selling 7 Regions TOP 3」と記されており、PlayStation Storeでは7つの地域においてベストセラーランキングTOP3入りしたことが分かります。
地域名やカテゴリ(全タイトル/F2P限定など)は明示されていませんが、コンソール側でもかなり強い初動を記録したと言えます。日本のメディアでも、PS Storeでのランキング上位入りに触れる報道が出始めています。
事前登録1000万超から24時間200万プレイヤーへ
今回の数字は、事前登録の推移を踏まえるとより理解しやすくなります。2025年10月時点で本作のグローバル事前登録者数は500万人を突破し、その後の発表では1000万人超えが伝えられていました。
そのうち200万人以上がリリース24時間以内に実際にゲームを起動した計算になり、事前段階で積み上げた期待値が、かなりの割合でアクティブプレイヤーへと転化したことが分かります。
Twitch視聴ランキングでも好調なスタート
公式画像には記載されていないものの、複数の海外メディア(CGTNなど)は、ローンチ直後にTwitchの視聴ランキングでTOP 2に到達したと報じています。公式からの直接発表ではないため参考情報として扱うべきですが、配信プラットフォームでも高い注目を集めたことがうかがえます。
今後の数字を見るうえでの基準線
『風燕伝:Where Winds Meet』は、24時間で200万人超のプレイヤー、Steamの売上・人気ランキング上位、Steam同接17万超(のちに19万台)、PS Store複数地域でのベストセラーTOP3と、ローンチ直後から非常に強い指標を並べています。
今後シーズン制アップデートや新モードが展開されるにつれて、プレイヤー数の推移や復帰率など、継続的な指標も注目されていくはずです。今回の公式実績は、その「スタートライン」として押さえておきたいデータと言えるでしょう。




