MAGES.が開発を手掛け、スパイク・チュンソフトがSteam版の販売を担当するアドベンチャーゲーム『STEINS;GATE RE:BOOT(シュタインズ・ゲート リブート)』について、2025年11月20日、Steamストアページが正式に公開されました。これにより、これまで未定とされていた対応プラットフォームの一つがPC(Steam)であることが確定しています。
PC版(Steam)発売が正式決定
本日オープンしたSteamストアページでは、ゲームのスクリーンショットや概要に加え、ウィッシュリストへの登録受付が開始されました。本作は2009年にXbox 360で発売された『STEINS;GATE』をベースとしたフルリメイク作品ですが、対応プラットフォームに関する情報はこれまで伏せられていました。
今回のストア公開により、PC環境でのプレイが可能であることが初めて公式に明かされました。なお、PC以外のコンソール機(PlayStationやNintendo Switch、Xboxなど)への対応については、現時点でアナウンスされていません。
2026年への発売延期と現状
本作の発売時期については、当初2025年内が予定されていましたが、直近の公式発表(11月18日付)により2026年への延期が決定しています。
MAGES.は延期の理由を「さらなるクオリティアップのため」としており、グラフィックの強化や演出の洗練に時間を充てる方針です。Steamストアページの表記もすでに「2026年」に変更されており、今回のストア公開は、発売に向けた長期的なプロモーションの第一歩と見られます。
完全リブート版の主な変更点
『STEINS;GATE RE:BOOT』は、単なる高解像度化(リマスター)にとどまらず、現代の技術で再構築された作品です。ストアページの情報に基づき、オリジナル版からの主な変更点を整理します。
- ビジュアルの刷新:キャラクターデザインを担当したhuke氏が再び参加し、衣装やデザインを現代的にリファイン。秋葉原の街並みも当時の資料をもとに精密に再構築されています。
- 新規シナリオの追加:オリジナル版には存在しなかった新たなストーリーが追加され、物語の奥行きが拡張されます。
- UI・システムの刷新:ユーザーインターフェースが一新されるとともに、システム面も最適化されています。
プレイ時間は約30~50時間が想定されており、マルチエンディング方式や、主人公の携帯電話を使用する「フォーントリガー」システムなど、シリーズ根幹のシステムは継承されます。




