Valve社は2025年11月25日(現地時間)、Steamクライアントのベータ版を更新しました。Nintendo Switch 2 Proコントローラーおよびゲームキューブコントローラー接続タップへの対応が追加され、PCゲーマーのコントローラー選択肢が広がります。
Switch 2 ProコンがSteamで利用可能に
今回のアップデートにより、Switch 2 ProコントローラーをUSBケーブルでPCに接続すると、Steamが自動的に認識します。Steam入力を通じてボタン割り当てやジャイロ機能を設定でき、Steam入力に対応したゲームであればそのままプレイできます。
一部のユーザーからは、Switch 2 Proコンのアナログトリガーも正常に動作しているとの報告が上がっています。従来のSwitch Proコンはデジタル式トリガーでしたが、新型では感圧式に変更されており、レースゲームなどでより細かい操作が可能になります。
ただし、現時点では無線接続への対応は発表されていません。また、この機能はベータ版での提供であり、正式版への反映時期は未定です。利用するにはSteamの設定メニューから「ベータへの参加」を有効にし、クライアントを再起動する必要があります。
GCコン接続タップもWii Uモードで動作
同アップデートでは、任天堂公式のゲームキューブコントローラー接続タップもサポートされました。注目すべきは、接続タップのスイッチを「Wii U」側に合わせたままでSteamが認識する点です。従来はスイッチをPC側に切り替えるか、非公式ツールの導入が必要でしたが、その手間がなくなりました。
公式パッチノートでは振動機能への対応も明記されており、スマブラシリーズなどでGCコンを愛用しているプレイヤーにとっては、PCでも同じ操作感でプレイできる環境が整いつつあります。
なお、今回のベータ版ではWindows版Steamクライアントの64ビット化も実施されています。ベータ版への参加方法は、Steamの「設定」→「インターフェイス」→「クライアントベータへの参加」から選択できます。




