カプコンは12月11日、12月16日配信予定の『モンスターハンターワイルズ』無料タイトルアップデート第4弾の詳細を発表しました。古龍種ゴグマジオスが登場し、最大4人のプレイヤーとサポートハンター4人、計8人で挑む特殊クエストとなります。
ゴグマジオス、計8人で挑む特殊クエスト
ゴグマジオスは全身を黒く粘性の高い液体が覆う古龍種で、別名「巨戟龍(きょげきりゅう)」とも呼ばれます。

クエストはハンターランク100以上かつメインミッション「萌芽の産声」をクリアしたプレイヤーが受注できます。最大4人のプレイヤーに加え、ナディアやファビウスといったサポートハンター4人が同行し、計8人で討伐に挑む形式です。ゴグマジオスのエクストラミッションをクリアすると、周回用の常設イベントクエストが開放されます。

なお、ナディアは『モンスターハンター4』で「筆頭ガンナー」として登場したキャラクターです。今回のアップデートでは、鉄の隊所属の大剣使い「グリフィン」や、白夜隊所属のライトボウガン使い「夜霧」もサポートハンターとして追加されます。
巨戟アーティア武器、スキル再抽選が可能に
ゴグマジオスから得られる専用素材を使用すると、レア度8のアーティア武器を「巨戟アーティア武器」へ強化できます。強化元の武器に付与されていた復元ボーナスはそのまま引き継がれます。

巨戟アーティア武器には、シリーズスキルとグループスキルを各1種類ランダムで付与できます。さらに「スキルの再付与」機能により、専用素材を消費してスキルを再抽選することも可能です。好みのスキル構成を狙う、いわゆる厳選プレイができる仕様となっています。
また「巨戟復元強化」では、既に発動している復元ボーナスのカテゴリを引き継ぐか、リセットするかを選択できます。
新規モンスター追加の大型アプデは今回で最後、2月に歴戦王アルシュベルドで完結
カプコンは、今回のタイトルアップデート第4弾をもって「新たな追加モンスターを含む大型アップデートは最後」になると発表しました。ただし、今後もSteam版の安定性向上を目的としたパッチ配信や、2026年2月18日の最終アップデートが予定されています。
Steam版向けの最適化は3段階で実施される予定です。12月16日のアップデートでCPU/GPUの最適化が全プラットフォーム向けに行われ、1月にはグラフィック設定の追加やシェーダーコンパイル時間の削減、VRAM使用量の改善が実施されます。2月にはポリゴンメッシュのLOD段階追加による処理負荷軽減も予定されています。
2月18日の最終アップデートでは、歴戦王の最後を飾る「歴戦王アルシュベルド」が登場します。また、「オリジナル武器・チャームデザインコンテスト」で最優秀作品に選ばれた武器とチャームが実装されるほか、2026年3月13日発売予定の『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』とのコラボコンテンツも配信されます。ロイヤルアイルー「ルディ」のなりきりオトモ防具や特別なチャームが入手可能です。
歴戦王ジン・ダハドは12月24日配信、限界突破強化も追加
12月24日からは、常設イベントクエストとして「歴戦王ジン・ダハド」が登場します。歴戦の個体の中でもさらに強力な個体で、HR100以上のハンターが挑戦できます。専用素材で新たなハンター防具やオトモアイルー装備を生産可能です。

また、HR100以上で解禁される「限界突破強化」により、防具をさらに強化できるようになります。限界突破を行った防具は鎧玉による強化の上限が拡張され、レア5・6の防具では装飾品スロットも強化されます。
なお、12月19日から2026年1月14日まで季節イベント「交わりの祭事【祝謡の儀】」が開催されます。大集会所の装飾が変化し、限定装備やジェスチャー、簡易キャンプの装飾などが入手可能です。開催期間中はナディアもサポートハンターとして同行可能になります。
12月16日、ゴグマジオスとの8人共闘が始まります。




