『ドラゴンクエスト』の生みの親であるゲームデザイナー堀井雄二氏が、『ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎』について新たなコメントをしました。2月8日に配信されたYouTube番組「ゆう坊&マシリトのKosoKoso放送局」の新コーナー「ゆう帝のでたとこまかせ」で、堀井氏は「ドラクエ12も頑張ってやってます。情報も、まぁ⋯ちょっとずつ⋯出せるかなみたいなところですね」と明かし、今後の情報公開に期待を持たせました。

『ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎』は、2021年5月にスクウェア・エニックスが「ドラゴンクエスト」35周年記念特番で正式に発表したシリーズのナンバリング最新作。本作は「ダークで大人向けのドラゴンクエスト」として位置づけられ、従来のシリーズとは一線を画す作品になることが予告されています。堀井氏はこれまでに、「人はなぜ生きるのか」という哲学的テーマや、選択を迫られるシナリオ構成を特徴として挙げています。また、バトルシステムについても一新される予定です。開発には『ドラクエ11』を手掛けたオルカやヘキサドライブが参加。ゲームエンジンにはUnreal Engine 5を採用しており、美麗なグラフィックと高度な技術による表現が期待されています。
2024年4月、スクウェア・エニックスが221億円の特別損失を計上した際、『ドラクエ12』開発中止の噂が浮上しましたが、同年5月27日の「ドラクエの日」に堀井氏自身が開発は継続中であることを表明。そして今回、改めて開発の継続がアピールされた形です。