Wii U『デビルズサード』ヴァルハラ板垣氏が開発状況を報告 ─ オンラインマルチの規模は従来CS機の水準を大幅に上回るなど

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ヴァルハラゲームスタジオの板垣伴信氏が、同社が手掛けるWii U向けTPS『デビルズサード』の開発進捗状況を、自身のFacebookにて報告しています。

「デビルズサード開発状況 ~ DT development status」

最近、メッセンジャーでファンからデビルズサードについてたくさん質問が来る。だから今、書ける範囲のことを、私の言葉として書いておくよ。

1. デビルズサードは、アクションゲームとシューターを高度に融合させたゲームメカニズムを有する。

2. 開発は順調だ。わかりやすく言えば、つい先日エンディングムービーの編集を終えた。

3. 発売は来年だ。これは任天堂がプレスリリースで既にディスクローズしている。

4. デビルズサードのソロプレイ(ストーリーモード)の規模は、これまでに私が作ったNINJA GAIDEN以上である。

5. オンラインマルチプレイは、これまでのコンソールゲームの水準を大幅に上回る規模のものだ。

6. DTで私がやりたかった仕様は、ほとんどすべて実装した。
 偉大なる先駆者(COD、BF、GOW、そして私が愛するHALO)の素晴らしい面は十分に検分した。その上で、ヴァルハラにしかできないまったく新しいプレイアビリティを盛り込んだ。

7. ゲームはカジュアルからハードコアゲーマーから、みんなが楽しめるようにした。だからプレイヤーは楽しいパーティも開けるし、リアルな戦争で殺し合いもできる。思う存分ね

8. 今日、話せることはここまでです。戦争を始めるタイミングってのは常に秘密なのだ。ファンの気持ちを考えれば、もっといろいろ話してあげたい。男はつらいぜ

『デビルズサード』が初めて発表されたのは2010年6月のこと。ヴァルハラゲームスタジオが海外企業THQとタッグを組み開発することや、『DoA』『NINJA GAIDEN』シリーズなどを手掛けてきた板垣伴信氏による久々の新作ということで大きな話題となりました。しかしその後、THQが経営不振(後に倒産)に陥ったことから、2012年7月、ヴァルハラが同作の著作権・販売権を取得。そして、今年のE3で任天堂よりWii U専用ソフトとしてリリースされることが改めて発表となったわけですが、その変貌した雰囲気やパブリッシャーの選択に意表を突かれたという人も多かったのではないでしょうか。何はともあれ、紆余曲折を経たものの無事に発売されそうな本作の進捗状況が板垣氏本人より報告されました。相変わらずの板垣節が炸裂しており、作品への期待も大きく膨らむというものです。

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