稲船敬二氏率いるComceptと映像制作会社STUDIO4℃による共同プロジェクトとして発表された『RED ASH』。本プロジェクトは、同じコンセプトから生み出されるゲームとアニメそれぞれの企画となっており、ComceptはPC用ゲーム『RED ASH: The Indelible Legend(RED ASH 機鎧城カルカノンの魔女)』を、STUDIO4℃はアニメ『Red Ash -Magicicada-』を制作するためのキックスターターキャンペーンを開始しました。
キックスターターキャンペーンによると、ゲーム版『RED ASH』は『ロックマンDASH』シリーズのメインスタッフを務めた伊藤和司氏をアートディレクター、安間正博氏をディレクターに据えて制作している自由度の高いアクションアドベンチャー。対応プラットフォームはPCを第一目標としており、家庭用ゲーム機へのリリースは現時点では重要視していないとのことです。キックスターターキャンペーン成功となるイニシャルゴールの設定額は80万ドルで、現在23.5万ドルが集まっている状況ですが、イニシャルゴールだけでは物語の前半しか制作することができません。その後に設定されているストレッチゴールを達成するたびに物語とステージが増え、さらに新たなゲームモードも追加されるとのことです。
STUDIO4℃が手掛けるアニメ『Red Ash THE ANIMATION -Magicicada-』は、同社初となるキックスタータープロジェクトです。
こんな作品が作りたい
『個性的なキャラクター達が、フルスロットルで様々なステージを巡り、フルスピードでストーリーが展開する、愉快で楽しい作品を作りたい。そんな想いからこの企画を立ち上げました。
形容して「宝探しアニメーション」。宝探しの舞台となるステージ作りにはSTUDIO4℃と関わりの深いクリエイター達やSTUDIO4℃が一緒に仕事をしてみたいアーティスト、これからデビューする、才能をもった若手など、できるだけたくさんの様々な力を持った表現者を結集させ、ステージそれぞれに全く異なる世界観を創りあげたいと考えています。 何十人もの才能が参加している、そんな映画がつくりたい!!!
ギミックと謎解き、秘密、陰謀、ハラハラドキドキ、盛りだくさんの映画製作を応援してください。
STUDIO4℃がこれまでに手掛けた挑戦的プロジェクト、『Genius Party』のNext Projectとも言える、壮大なエンターテイメント作品です!
ストーリー
キーワードは蝉(セミ)
キーナンバーは13と17
ボタンを掛け違えると、地下から一斉に目覚めると言われている「何か」
祖父から貰った一枚の地図は宝の地図なのか?地雷の地図なのか?怪しい暗号に惹きつけられながらも、秘宝を夢見て洞窟を掘りつづけるベックと親友ディナイ。ふたりはその後、袂を分かち秘宝を奪い合うことになる。
オートマターが描き出す絵
和時計の指し示す謎
ゼンマイ式のコンピュータがはじき出す回答は?
秘宝を巡る壮絶なアクションを繰り広げ、次第にベックの仲間となっていくコールとタイガー。
ステージごとに様々なアイテムが登場し、クリエイター達の豊富な想像力で、ワクワクするような冒険エピソードが紡ぎ出されます。
関連リンク
・RED ASH – The Indelible Legend|キックスターター
・Red Ash -Magicicada-|キックスターター
・Game*Spark