カプコンが発売を予定している3DS用ソフト『モンスターハンターストーリーズ』。モンハンシリーズ初となるRPG作品のストーリーやバトルシステムなど気になる詳細が明らかとなりました。
ストーリー
物語の始まりはライダーの村。主人公は村長から絆石を授かり、与えられた試練を乗り越えてライダーとなる。ともに試練を乗り越えた相棒、ナビルーとともに成長を重ねた主人公は、村の外の世界へ旅立つことを決意。そこに不穏な影がさしかかる。日々の営みや環境に深刻な変化が生まれつつあることに気付き始める人々。自分たちの役割に託されたものが何かを試されることになるライダーとハンター。カギとなるのは絆石とその隠された力。古の伝説にまつわる真実だ。
キャラクター
主人公プレイヤー(男性/女性)
ライダーの村で生まれ育った少年/少女。ライダーとなり外の世界へ旅立つ。
ナビルー
主人公と一緒に冒険する個性的なアイルー。
先輩ライダー
情に厚い熱血漢。主人公にさまざまなアドバイスをくれる。
幼馴染の女の子
主人公たちを引っ張る明朗快活な女の子。
幼馴染の男の子
主人公と同じくライダーを目指している、優しくておとなしい男の子。
村長
主人公や村の住人を見守る竜人族のおじいさん。ダジャレ好き。
世界観
ハンターの街
ハンターが集まる海辺の街。様々なマーケットや建物が立ち並び、ギルドマスターが取り仕切るハンターギルドも存在する。
始まりの平原
自然豊かな平原地帯で、古代の遺跡らしきものも見える。その一角には険しい谷があるほか、中心部では大型モンスターが待ち構える。
その他
熱気と砂に覆われた乾いた大地や、うっそうと生い茂る深い森、氷に覆われた洞窟など、多彩なロケーションが冒険の舞台に。
バトルシステム
- バトルはターン制。パワー/テクニック/スピードという3すくみの関係にあるコマンドで戦う。
- モンスターごとに選ぶ手にはクセがあるので、それを読むことで有利に戦うことが可能。
- “オトモン”(ライダーと絆を深めた仲間モンスターのこと)は意思を持っており、自らの判断で行動する。条件が合えば、ライダーと連携攻撃が発生することもある。
- ライダーは装備武器で攻撃が変化。大剣特技「薙払」、片手剣特技「シールドバッシュ」など。
- ライダーとオトモンは共闘を重ねることで絆が深まっていく。絆が一定以上まで深まると、オトモンに騎乗する“ライドオン”が可能となり、能力が飛躍的にアップする。
- さらに、“絆石”というアイテムを使えば強力な“絆技”を発動できる。
- “絆技”はオトモンごとに個性的なものが用意されている。
開発者インタビュー
- モンスターハンターの世界観に興味を持っているユーザーも多いので、RPGというジャンルで世界観を活かしたゲームを5~6年前から検討していた。実際に開発がスタートしたのは約2年前。
- モンスターに愛着を持つ人が多いので、本作ではモンスターにスポットを当てている。
- あらゆる年齢層のプレイヤーに遊んで欲しい。できるだけ馴染みやすいビジュアルや世界設定、シリアスになり過ぎないストーリーを意識している。
- パワー/テクニック/スピードの3すくみバトルは、運だけの勝負ではなく、例えばドスランボスはスピードを出しやすいなど、モンスターごとにクセがある。戦闘を繰り返すことで、クセを読めるようになっていく。
- 主人公は複数のオトモンとパーティを組めるが、戦闘ではそのうちの1体と一緒にバトルする。戦闘中に別のオトモンと入れ替え可能。
- バトルには主人公も参加するがサポート的な役割が強く、攻撃の主体はあくまでもオトモン。
- オトモンには個別の能力があり、それらを駆使することで通常では行けない場所に進める場合もある。
- 従来シリーズで描かれなかった新しい地域が冒険の舞台。
- モンスターと絆を結ぶライダーとモンスターを狩るハンター。相対する存在である双方の視点から物語を描くことでモンハンの世界そのものを深く語れる。