腕に巻くだけで直感的にゲームを操作でき、なおかつゲーム内の感触も得られる新技術を搭載した「触感型ゲームコントローラUnlimitedHand」が発表されました。先日より、米クラウドファンディングサイトKickstarterにおいて資金募集が開始されており、既に目標額の2万ドルを達成しています。
開発したのは東京大学特任研究員の女性起業家が立ち上げたベンチャー企業H2L。同社によると「UnlimitedHand」は、腕に巻いた装置に内蔵されたモーションセンサと筋変位センサにより、ユーザーの手の動きをゲームに入力できることに加え、装置に内蔵された機能的電気刺激により、ユーザーの手の筋肉を収縮させてユーザーに擬似的な触感を与えることができとのこと。つまり、「UnlimitedHand」を装着してゲームをプレイした場合、ゲーム内で発生した衝撃やキャラクターに触れた際の触感を、実体験として得られるということです。
H2Lは、ゲーム関連企業、ゲーム開発者や一般のゲームユーザーに向けて「UnlimitedHand」を提供するとしており、先行予約商品の価格は188米ドルから248米ドル。今後はVRやARのコンテンツやゲームタイトルとの連携などへと発展させていく予定とのことです。