日本一ソフトウェアは5月26日に発売したPS Vita用アクションRPG『クラシックダンジョン戦国』について、「お詫びと今後のアップデートに関するお知らせ」という記事を掲載しました。
お客さま各位
平素より、弊社商品をご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。
現在、2016年5月26日(木)に発売しました「クラシックダンジョン 戦国」におきまして、お客さまよりお叱りの言葉を頂いております。
本商品を楽しみにお待ち頂いたお客さまのご期待にお応えすることができず、誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。「クラシックダンジョン」シリーズは、お客さまに育てて頂いたブランドです。既にその価値は我々だけのものではなく、お客さまとの「共有財産」とも呼ぶべき大切な存在であると認識しております。
今回、お客さまのご期待に沿うことのできない形での商品リリースとなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。弊社では本件を重く受け止め、今後継続的なアップデートの実施を行うことを決定いたしました。
『クラシックダンジョン戦国』は、レトロなドット絵とBGMが特徴のアクションRPG『クラシックダンジョン』シリーズの最新作。これまでは日本一ソフトウェアの子会社であるシステムプリズマが開発を手掛けていましたが、本作はメビウスが開発を担当しています。そのメビウススタッフである喜多村氏は、発売日の約1ヶ月前に「日本一ソフトウェアと良い関係で開発を進められた」ことや、「しっかりとデバッグ出来た」ことを自身のTwitterアカウントを通じてアピールしていたのですが、蓋を開けてみれば商品としてあるまじきレベルの不具合が次々と発見され大きな騒ぎに。謝罪文はこういった状況を受けて公開されたものです。
また、日本一ソフトウェアは「本商品の開発に携わった外部開発会社のスタッフによる、一部不適切な発言があったという報告も受けております。事実確認を行い、開発会社に対してしかるべき指導を行わせて頂きます」とも記述。“事実確認を行い”としていますが、開発会社であるメビウスは「この度、弊社公式ツイッター上におきまして不適切な発言によりユーザーの方々に不快な思いをさせ、ならびに関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。」と事実であることを認めたうえで謝罪文を掲載しています。
不適切な発言をしたスタッフとは、恐らく喜多村氏であると思われます。問題の発言は既に削除されていますが、苦情を申し入れた購入者に対して「口の利き方に気を付けた方がいいよ。」などと返答していた模様。ただし、購入者側もかなり感情的かつ攻撃的な物言いだったようです。
関連リンク
・クラシックダンジョン戦国