個人開発のコージーサバイバル『Dreamstranded』、2026年3月にSteamで発売予定。釣りや建築で理想の隠れ家づくり

Dreamstranded_251104

個人のインディー開発者Magic Stones氏が手掛ける新作PC(Steam)向けゲーム『Dreamstranded』が2026年3月の発売を目標に開発中です。日本語対応です。

本作は、心地良い雰囲気の中で生活を楽しむ「コージーサバイバルアドベンチャー」。記憶を失った主人公として謎に満ちた世界に降り立ち、釣りや建築、探索、戦闘を通じて自分だけの隠れ家を創り上げていくことになります。

スポンサーリンク

理想の隠れ家を創るコージーサバイバルとは?

『Dreamstranded』は、記憶を失った主人公が謎の世界で目覚めるところから物語が始まる、PC(Steam)向けのサバイバルアドベンチャーゲームです。本作は個人のインディー開発者によって制作が進められており、その美しい世界観と穏やかなゲームプレイを特徴としています。

本作のジャンルである「コージーサバイバル」とは、従来のサバイバルゲームが持つ飢えや敵との過酷な戦いといった要素よりも、心地よい雰囲気の中での生活を重視したものです。本作もその例にもれず、戦闘一辺倒ではなく、美しい自然の中で穏やかに暮らす楽しさを体験することに焦点が当てられています。

ゲームの主な特徴:3つの魅力

『Dreamstranded』の魅力は、単なるサバイバルに留まりません。ここでは、公式情報から読み取れるゲームの核となる3つの魅力、「スローライフ要素」「探索と物語」「インタラクティブな環境」に分けて紹介します。

① 穏やかな自給自足生活を楽しむ「スローライフ要素」

本作では、プレイヤーは自分だけのペースで穏やかな生活を築くことができます。主な活動として用意されているのが「釣り」です。カワカマス(pike)やコイ(carp)、サケ(salmon)など、実在する魚種が川を泳ぐ様子を観察しながら釣りを楽しめます。開発者の投稿では、魚の群れが水中を自然に移動する様子が確認でき、単なるミニゲームではなく生態系の一部として機能していることがうかがえます。

釣り以外にも、収穫した食材での「料理」や、装備のクラフトや魔法、それらを駆使したモンスターとの戦闘といったコンテンツが用意されています。

さらに、好きな場所に拠点を構える「建築」や、植物を育てる農場要素もあり、まさに自分だけの隠れ家を作り上げる楽しみが満載です。

開発者は本作について、「デジタルなホームステッドシミュレーター」のような側面を持つと説明しています。

② 失われた記憶の謎を追う「探索と物語」

穏やかな生活の一方で、この世界には解き明かすべき謎が存在します。プレイヤーは広大な土地を探索し、なぜこの世界に来たのか、そして失われた記憶の真相に迫る手がかりを探すことになります。特筆すべきは「次元を超えた探検」という要素です。「侵食された夢景色」と呼ばれる不思議な空間に足を踏み入れ、失われた時代の希少な遺物を集めることで、物語が少しずつ明らかになっていくのかもしれません。

③ 世界が息づく「インタラクティブな環境」

『Dreamstranded』の世界は、ただ美しいだけでなく、プレイヤーの行動に生き生きと反応するよう開発が進められています。開発者が公開したテスト映像では、キャラクターの役割を担う球体が水上を移動すると、水面に波紋が広がり、近くの水草や睡蓮がそれに合わせて揺れる様子が確認できます。また、フィールドに生えている植物に触れると波状に揺れるなど、細やかなインタラクションが実装されており、これらは世界への深い没入感を生み出す要素になると考えられます。

2026年3月発売予定、開発は順調に進行中

Steamストアページにて、本作のリリース時期が2026年3月予定であることが明かされました。ソロで開発を手掛けるMagic Stones氏は、公式Xアカウントでも開発状況を積極的に発信しています。最近では槍を使ったコンボ攻撃やステータスを回復する瞑想システム、キャラクターの動きに反応する水面の波紋といった、本作の魅力を支える具体的な機能が動画で公開されており、ゲームが着実に完成に近づいている様子がうかがえます。

価格などの詳細はまだ発表されていませんが、本作が気になった方はSteamストアページで「ウィッシュリスト」に登録しておくのがおすすめです。登録しておくことで、今後の詳細発表やリリース時の通知を受け取ることができます。美しい世界での穏やかな暮らしに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

出典

タイトルとURLをコピーしました