スクウェア・エニックスのPS4/XboxOne用ソフト『ファイナルファンタジーXV』の開発に、高いプログラミング能力に定評のある技術集団ヘキサドライブが協力していることが明らかとなりました。ファミ通に掲載されたインタビューで語られています。
- ヘキサドライブは、『FF15』をルミナススタジオへ統合する前の、まだエボニーと呼んでいる開発環境で作っている時から開発に協力していた。タイミング的には、2013年のE3で公開した映像『ヴェルサスXIII』を『XV』として発表した少し前から。
- 『ヴェルサスXIII』の開発では、従来のFFやKHシリーズの開発スタイルで高い目標に向かって開発を進めていたが、なかなか形にならず試行錯誤が続いていた。そういった状況の中で、従来の開発体制ではHDゲームの大作には辿りつけないことを痛感し、ゲーム内容や開発体制の徹底的な見直しを実施。新体制として、スクエニのテクノロジー推進部とヴィジュアルワークスのメンバーも開発に組み込んだほか、ヘキサドライブの技術陣にもサポートを依頼し、体制もワークフローも一新した現在の開発体制の基礎が作られた。
- 新たな開発体制およびヘキサドライブの協力による成果のひとつが2013年のE3トレーラー。
- 体験版『FF15 エピソードダスカ』にも収録されているダンジョンの参考にするために、スクエニとヘキサドライブのメンバーで千葉県にある洞窟にロケハンに行ったりしている。
『FF15』でこのような関わりがあったことから、『FF零式HD』の開発を依頼することが決まったとのこと。インタビューでは、『FF零式HD』開発における様々な苦労やこだわりなども語られているので、興味ある方はリンク先よりチェックしてみてください。
関連リンク
・ファミ通.com