開発スタジオのSobaka Studioは、高速ローグライクアクション『血戦溶炉』(原題: KIBORG)のNintendo Switch版を、海外で2025年12月9日に発売すると発表しました。本作は、後戻りのできない時間管理システムが特徴の作品で、PlayStation、Xbox、PC向けには既に配信されています。
海外で12月9日に発売決定、シビアな時間管理型ローグライク
開発元Sobaka Studioの発表により、高速ローグライクアクション『血戦溶炉』が新たにNintendo Switch向けに登場することが明らかになりました。海外での発売日は2025年12月9日が予定されています。本作は2025年4月30日より、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PlayStation 4、Xbox One、PC(Steam, Epic Games Store)にて既に配信されており、今回携帯機でもそのブルータルな体験が楽しめるようになります。
ゲームオーバーなし、すべての決断が未来を左右する物語
本作の最大の特徴は、セーブ&ロード機能や「ゲームオーバー」が存在しない、極めてシビアなゲーム進行システムです。プレイヤーがミッションを一つ実行すると、その成否にかかわらずゲーム内で一日が経過します。下した決断や行動の結果はすべて物語に反映され、プレイヤーは過去の選択をやり直すことなく、その結果を受け入れながら物語を進めていく必要があります。さらに、定期的に新たな「災厄」が発生し、惑星の状況は刻一刻と悪化していくため、常に緊張感のあるプレイが求められます。
舞台はナノマシンに汚染された監獄惑星「シグマ」
物語の舞台は、かつて最も危険な犯罪者たちが収容されていた監獄惑星「シグマ」。現在は悪性の異星生命体に感染したナノマシン「サブスタンス」の蔓延により、惑星全体が無期限の隔離状態に置かれています。プレイヤーは反乱軍のリーダーとして、血に飢えたミュータントや敵対勢力が支配するこの惑星で生き延び、仲間たちを率いて脱出を目指します。同時に、この未曾有の災厄の背後に隠された巨大な陰謀を暴き出すことが、大きな目的となります。
数千通りの組み合わせを生む「義体改造」システム
プレイヤーは「揺りかご」と呼ばれるシステムを使い、自身のクローンを生成して危険なミッションへと送り込みます。たとえクローンが戦闘で破壊されてもプレイヤー本体は無事であり、新たなクローンで挑戦を続けられます。倒した敵から技術を吸収し、それを「サイバネティックインプラント」としてクローンに装備させることが可能です。7つのインプラントスロットと各スロットごとに8種類のインプラント、さらに数百種類の強化項目が用意されており、組み合わせは数千通りにも及びます。これらの改造は戦闘能力だけでなくキャラクターの外見にも反映され、自分だけの究極の戦闘マシンを創り上げる楽しみがあります。
パリィや環境利用も駆使するブルータルな戦闘
本作の戦闘は、回避、ブロック、パリィといったアクションを駆使する、深く残忍な近接戦闘が中心となります。多彩なコンボや特殊攻撃を叩き込む爽快感に加え、周囲の環境を利用した戦術も重要です。一方で、銃火器は存在するものの弾薬は希少で、近接武器も使用するうちに破損します。攻撃や防御にはスタミナやエネルギーといったリソース管理が求められ、単なる力押しではない、戦略性の高いアクションを体験できます。
製品情報
- タイトル: 血戦溶炉(けっせんようろ)
- 原題: KIBORG
- ジャンル: ローグライクアクション / 時間管理
- 開発: Sobaka Studio
- 対応プラットフォーム: Nintendo Switch, PlayStation 5, Xbox Series X|S, PlayStation 4, Xbox One, PC (Steam, Epic Games Store)
- Nintendo Switch版 発売日(海外): 2025年12月9日
- 価格: 未定




