『オクトパストラベラー0』8人編成バトル×タウンビルド×セレクトアビリティ全システム詳細判明──先行プレイ「めちゃくちゃオクトラしてる」「時間泥棒レベル」と絶賛、12月4日発売

オクトパストラベラーゼロ
『オクトパストラベラー0』全システム詳細解禁 8人編成バトル×タウンビルド×セレクトアビリティで”復讐と復興”の壮大な物語が12月4日開幕

スクウェア・エニックスは9月3日、HD-2Dグラフィックが特徴のRPGシリーズ最新作『オクトパストラベラー0』の詳細情報を一挙公開しました。本作は2025年12月4日にPS5/PS4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC向けに発売されます(※Steam版は12月5日)。最大8人での戦略バトル、故郷復興の「タウンビルド」、技を自由に付け替える「セレクトアビリティ」など、シリーズ史上最大規模の新要素が投入され、先行プレイでは「めちゃくちゃ『オクトラ』してる!」「シリーズ中で最もプレイヤーの個性を出せるシステム」と絶賛されています。

スポンサーリンク

スマホ版『大陸の覇者』をコンシューマー向けに完全再構築

本作は初代『オクトパストラベラー』と同じオルステラ大陸を舞台に、スマートフォン向け『オクトパストラベラー 大陸の覇者』の「極めし者編」をベースとしてコンシューマー向けに再構築された作品です。時系列は初代より前の前日譚として位置づけられ、「シリーズの初心者さんはまずこの『オクトラ0』から本シリーズに入門するのも大いにアリ」「誰でもここから大歓迎のタイトル」として設計されています。

物語は主人公の故郷ウィッシュベールで年に一度の聖火祭が執り行われる平和な場面から始まります。しかし、平和を守る蒼い炎を灯そうとしたその時、謎の軍勢による襲撃で町は赤い炎に包まれ焼け野原と化します。主人公は故郷を滅ぼした者たちへの「復讐」と焼け落ちた故郷の「復興」という2つの軸で冒険を進めることになります。

従来作品とは異なり、プレイヤー自身が主人公となる「キャラクターメイク」システムを導入。見た目や声、髪型、髪色、肌の色、好きな料理、得意技まで「ありとあらゆる部分をカスタマイズすることが可能」で、物語進行により「剣士」「商人」「盗賊」「薬師」「狩人」「神官」「学者」「踊子」の8つのジョブから選択できます。

復讐の対象となる3人の覇者と豪華声優陣による新キャラクター

主人公が復讐を誓う”三人の覇者”

故郷の惨劇に関わった3人の覇者が詳細に紹介されました。巨万の富を独占し邪悪な粉でヴァローレの町を染める”強欲の魔女”ヘルミニア(CV:田中敦子)は、ある指輪の情報を得たことが故郷の惨劇の引き金となった人物です。元罪人を統率しエンバーグロウの町を力で支配する”英雄”タイタス(CV:小山力也)は、主人公の故郷を赤い炎で滅ぼした当人。芸術の都シアトポリスに名を轟かす”劇作家”アーギュスト(CV:浪川大輔)は、故郷の惨劇の最中に町を訪れ、逃げ惑う人々を作品の糧としていました。

旅路を彩る新たな仲間たち

復讐と復興の旅で出会う5人の新キャラクターも発表されました。

ケルザス(CV:後藤ヒロキ)- 盗賊
ヴァローレで用心棒を務める盗賊で、「そのナイフ捌きは神業と目される」実力者です。信仰心に厚く毎日のお祈りを欠かしません。必殺技「ギフテッドタイム」は使用者が必ず敵に狙われる効果と物理攻撃を必ず回避する効果を付与する、防御とヘイト管理を兼ねた戦術的な技です。

ケルザス(CV:後藤ヒロキ)
職業:盗賊

メイシィ(CV:岡咲美保)- 薬師
エンバーグロウを訪れた旅の薬師で、「普段は穏やかだが、治療の話になると恐ろしいほど真剣」な性格です。必殺技「プリズムシャワー」は味方全体に「前後衛全体のBPを回復」「前後衛全体のSPを回復」「前後衛全体にHP自動回復の効果を数ターン付与」「自身以外の前後衛全体の必殺値を回復」の中からランダムに1つの効果を与える多機能サポート技です。

メイシィ(CV:岡咲 美保)
職業:薬師

アレクシア(CV:M・A・O)- 学者
シアトポリスで古代魔法文明を研究する学者で、「最近研究に行き詰まっているが、主人公についていけば、何かを得られそうな予感がしている」状況です。必殺技「古代魔法」は敵全体に無属性の特大ダメージを与える強力な攻撃技で、先行プレイでも「大活躍してくれた」と評価されています。

アレクシア(CV:M・A・O)
職業:学者

ヴィアトル(CV:小林裕介)- 剣士
「穏やかな物腰の剣士」で剣術の指南役の家に生まれ育ち、代々実家に伝わる伝承を追いとある剣を探しています。必殺技「流水の構え」は自身に回避・受け流し時に装備している武器で2回ダメージを与える効果を付与する、カウンター特化の技です。

ヴィアトル(CV:小林 裕介)
職業:剣士

ルド(CV:堀江瞬)- 商人
サンシェイドで名を馳せるやり手の商人で、「少年のような外見に侮られがちだが、その商才は本物」です。必殺技「豪盾踏み」は敵単体に槍でダメージを与え、敵がブレイク中ならブレイク復帰時のシールドを-1する効果を付与する、戦略的価値の高い技となっています。

ルド(CV:堀江 瞬)
職業:商人

ゲーム中には「30人以上の仲間たちが集まる」規模で、初代『オクトパストラベラー』のキャラクターも登場します。先行プレイでは商人のトレサが確認されており、「『オクトラI』や『大陸の覇者』で操作したあのキャラやこのキャラが仲間に加わる局面もある」とされています。

8人編成バトルで戦略性が飛躍的に進化

基本システムの詳細

本作最大の特徴は前衛4人・後衛4人の8人編成バトルです。実際に攻撃できるのは前衛のみですが、各キャラクターの行動時に真後ろの後衛と即時交代可能。また、後衛では「徐々にHPとSPを回復」でき、ブーストポイント(BP)も蓄積されます。

『オクトパストラベラーゼロ』バトルシーン

敵には剣・槍・短剣・斧・弓・杖・本・扇の8種類の武器と火・氷・雷・風・光・闇の6種類の属性攻撃、「合計14種類の弱点が存在」します。弱点を突くことでシールドポイントを削り、ゼロにすると「ブレイク」状態にして1ターン行動不能にできる基本システムは健在です。

戦術の多様化と新要素

8人編成により「ひととおりの武器種、魔法属性も気軽に揃えられる」ようになり、「前衛がBPを消費してシールドポイントを削りブレイクさせ、交代した後衛もBPを使い敵に弱点攻撃を行ない一気に倒す」といった高度な戦術が可能です。

重要な新要素として戦闘中のアイテム使用が復活し、「HPやSPをアイテムで回復したり、弱点を攻撃する手段が増えたりするわけで、それだけパーティメンバーや採用できる戦略の幅が増える」と評価されています。また、町で雇った住民を「支援者」として「ターンを消費せず、特定の属性攻撃を撃ってくれる」システムも実装されています。

育成システムの改良

「残っているキャラクターたちにも経験値が入る仕組み」により、控えメンバーの育成問題も解決されています。これにより「全キャラクターを育てて、場面ごとに最適なパーティを組みたいと考えている人には朗報」となっています。

戦況を一変させる「必殺技」システム

必殺技の仕組みと効果

新たな駆け引き要素として「必殺技」が追加されました。必殺技ゲージは3段階まで蓄積でき、「ゲージを最大まで溜めると、最大効果となるLv.3で発動することができる」仕様です。主人公は物語進行で習得し、仲間は後述する「訓練所」建設で習得できます。

『オクトパストラベラーゼロ』必殺技発動シーン

先行プレイでの威力は圧倒的で、「Lv.3であれば、ピンチの状況を覆すことも十分可能」「通常攻撃の10倍以上のダメージを敵全体に与えられる」との報告があります。攻撃系だけでなく「回復や全体攻撃など効果はさまざま」で、戦略の幅を大きく広げる要素となっています。

主人公の特殊な必殺技システム

主人公のみ複数の必殺技を習得でき、「指輪」の力を借りることで技が増えていく仕組みが実装されています。先行プレイでは「聖火神エルフリックの治癒」という回復系必殺技が確認されており、「聖火神の指輪の力によるもの」と推測されています。

故郷復興の「タウンビルド」で無限の創造性を実現

基本的な建設システム

焼け落ちた故郷ウィッシュベールを復興する「タウンビルド」では、主人公の幼馴染である建築士スティアの協力を得ながら様々な施設を建設できます。「大陸地図上でR1ボタンを押すことでどこからでも選択することができ」、いつでも町に戻って建設を進められます。

建設可能な施設と機能

建設可能な施設は多岐にわたります。料理が作れる「拠点」では編成変更も可能で、「畑」「牧場」では素材生産を行えます。「商店」では「旅先で仕入れた情報で商品のラインナップが増えたり、特別な交易品を入手したりできる」機能があり、「貴重なアイテムは時間経過によってランダムで商店に並ぶ」「取り置き」も可能です。

畑にアクセスして栽培を依頼できる

最も重要な「訓練所」では仲間の強化、必殺技習得、技の「極意化」(セレクトアビリティ化)が行えます。先行プレイでは「最優先で建てたい」施設として評価されています。

訓練所で技を極意化できる

住民システムと配置戦略

フィールドコマンド「招く」で各地の人物を町に招くことができ、各住民は「住民アビリティ」を持っています。「商売系の住民アビリティを持つキャラを商店に配置すれば、交易品の数が増える」といった効果があり、「適材適所に配置するのが町発展のコツ」となります。

タウンビルドでは住民の特性を活かした配置が重要

住民の配置は基本的に自由で、「民家や施設には複数人を居住可能」です。「特定のキャラクターと施設を組み合わせると、特殊な会話が出る」ケースもあり、「主人公を幼なじみであるスティアと同居させたい」といった個人的な楽しみ方も可能です。

建築の自由度と装飾システム

建築の自由度は極めて高く、「井戸や樽、ベンチを置いたり、地面に石畳などを設置したり、植物や花を植えたり」できます。「石畳や花のようなタイプは、ボタンを押し続けるだけで連続して設置でき」「石畳などは素材を消費せず設置できるのでピクセルアートを作るような遊びもできそう」との評価を得ています。

モミの木など植物を配置して町を彩ろう

建物の外観も「主人公が訪れた町ごとに変更できる」仕様で、「町の西側はウッドランド地方の外観に、北側はフロストランド地方の外観に」といったこだわりの街並み作りが可能です。

建物の外観(スキン)を選択可能

アップグレードと効率化

施設は「アイテムを使うことでグレードアップが可能」で、「グレードアップすると配置できる住人の数が増えたり、新たな機能が解放されたり」します。「特定の農具を配置することで、畑から収穫できる野菜の量が増える」といった細かな最適化要素もあり、「しっかりと町を整備することで、ちゃんと恩恵が得られそう」です。

商店のアップグレード画面

先行プレイでの評価は「膨大な素材が必要」「凝り性の人には、間違いなく時間泥棒となるシステム」「ある種のエンドコンテンツといえるポテンシャル」と、長期的なやり込み要素として高く評価されています。

セレクトアビリティで戦略カスタマイズが革新的に進化

システムの基本構造

「セレクトアビリティ」は「極意」というアイテムを装備のように付け替えることで、キャラクターに様々な技を習得させる革新的なシステムです。「訓練所」を建設することで「仲間を育てて技を極意化することができ、他の仲間に装備してもらうことだって可能」になります。

戦略的活用例

このシステムの戦略性は極めて高く、「本来であれば杖と本しか攻撃方法を持たないキャラクターに、火や氷といった属性攻撃のセレクトアビリティをセットすると、敵の弱点を突ける可能性が高まる」「前衛で活躍させたいけれど打たれ弱いキャラクターに、自己回復系のセレクトアビリティを付ける」といった運用が可能です。

先行プレイでは「単体攻撃系のバトルアビリティしか持たないキャラに全体攻撃系の極意をセット」「回復系の極意をセットして緊急時の回復役に」「バフ系を積んで自己強化」といった多様な戦術が確認されています。

サポートアビリティの極意化

バトルアビリティだけでなくサポートアビリティも極意化でき、先行プレイでは「後衛にいるとき、前衛の状態異常を無効化する」という「かなり便利なサポートアビリティ」が確認されています。このような「継戦能力を高めるサポートアビリティは、長期戦化しやすいボスとの戦いでじつに有効」として、「真っ先に極意化したい」と評価されています。

入手方法と早期活用

極意は「宝箱などで入手する他」「住民から購入/奪取」も可能で、「強力なセレクトアビリティを持っている人を見つけ、序盤にゲットできれば、その後の冒険がラクになる」可能性があります。

料理システムと生活要素の充実

料理の効果と持続性

新要素として料理システムが導入され、「完成した料理は、使用すると戦闘時に威力を発揮するようなスキルが付いている」ことがあります。特筆すべきは「バトルがスキルの効果ターン数より早く終了すれば、その効果は次の戦闘に持ち越し」される仕様で、継続的な恩恵を得られます。

『オクトパストラベラーゼロ』には、さまざまな料理が登場。それぞれ異なるバフ効果を発揮する。

先行プレイでは「揚げポテト」「グリーンサラダ」「ウィッシュ煮魚」といった料理名が確認されており、主人公の好きな料理には「自由に名前をつけられる」カスタマイズ性があります。

招致条件としての料理

料理は住民招致の条件としても機能し、「この人物を招くにはカレーライスが必要です」といった具体的な要求が設定されています。これにより料理システムとタウンビルドが有機的に連携する設計となっています。

フィールドコマンドの進化と住民交流

新コマンド「招く」の導入

シリーズおなじみのフィールドコマンドに新たに「招く」が追加され、「復興中のウィッシュベールの町に、コマンドを実行した相手を住民として招くことができ」ます。成功率は「富・権力・名声というパラメータを参照」し、「様々なイベントをクリアしていくことで上がっていく」システムです。

住民との継続的な交流

興味深いのは「町に呼び寄せた人たち相手にフィールドコマンドを実行することも可能」な点で、「せっかく来てくれた相手に対し、戦いを仕掛けることもできちゃう」自由度の高さが特徴です。この「選択の自由さがあるのも『オクトラ』のいいところ」として評価されています。

先行プレイでの圧倒的高評価

シリーズファンからの絶賛

複数の媒体による先行プレイでは一貫して極めて高い評価を獲得しています。シリーズファンからは「めちゃくちゃ『オクトラ』してる!」「そこかしこからハイクオリティに仕上がる気配がびんびんに感じられた」「早くも発売が待ちきれない」との熱い感想が寄せられています。

戦闘システムの評価

戦闘バランスについては「強い技をただ連発しているだけでは勝てないバランス」「気を抜けば格下にも苦戦しそう」「そこはやっぱり『オクトラ』だなって気がする」と、シリーズらしい適度な難易度が評価されています。8人編成による戦略性向上については「シリーズ中で最もプレイヤーの個性を出せるシステム」「各プレイヤーごとのオリジナリティ溢れる戦い方が楽しめる」と絶賛されています。

新システムへの期待

タウンビルドについては「膨大な素材を要するため長期的なやり込み性が高い」「凝り性の人には間違いなく時間泥棒となるシステム」、セレクトアビリティについては「プレイヤーごとに戦略が変わってくる」「パーティビルドの自由度が大幅に向上」と、いずれも高く評価されています。

制作陣とサウンドへの期待

経験豊富な制作チーム

開発はスクウェア・エニックス/ドキドキグルーヴワークスが担当し、プロデューサーに鈴木裕人氏、ディレクターに木寺康博氏、シナリオにシリーズでメインライターを務めた普津澤画乃新氏、音楽にシリーズの楽曲を手掛けてきた西木康智氏、パッケージイラストに生島直樹氏という盤石の布陣です。

音楽への高い期待

先行プレイでは音楽面でも高評価を獲得しており、「新しく書き下ろされた戦闘曲は西木節が満載でカッコよすぎ」「BGMの完成度も非常に高く、個人的には前2作以上ではないかと思えた」との感想が寄せられています。

充実のエディション展開と豊富な特典

3つのエディション展開

『オクトパストラベラー0』は通常版7,678円(税込)、デジタルデラックスエディション9,878円(税込)、コレクターズエディション25,980円(税込)で展開されます。

コレクターズエディションの豪華内容

コレクターズエディションには以下が同梱されます:

  • パッケージ版ソフト
  • 聖火神の指輪(21号サイズのレプリカ)
  • 富・権力・名声のオクトダイス
  • トラベラーズトランプ
  • ゲームマット オルステラ大陸地図
  • アレンジCD「OCTOPATH TRAVELER Arrangements Break & Boost Vol.3」(後日単品販売予定)
  • アートブックレット
  • デジタルデラックスアップグレードコード
  • 旅立ち応援パック

デジタルデラックスエディションの特典

デジタルデラックスエディションには「旅立ち祝福パック」とデジタルアートブックが付属します。旅立ち祝福パックには「トリプルアタックの極意」「消費SPダウンの極意」「獲得JPアップの極意」といったセレクトアビリティ、8種の大きなナッツセット、祝祭セットの設計図(豪華な花瓶、祝祭のアーチ類、祝祭の旗など)が含まれます。

セーブデータ連動キャンペーン

『オクトパストラベラー』『オクトパストラベラーII』『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリーHDリマスター』『HD-2D版ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』『HD-2D版ドラゴンクエストI&II』のいずれかのセーブデータ(体験版含む)で特典を受け取れるセーブデータ連動キャンペーンも実施されます。

初回封入・予約特典

パッケージ版初回封入特典・ダウンロード版予約特典として「旅立ち応援パック」(氷結魔法の極意、HP回復のブドウ(大)×5、SP回復のプラム(大)×5、全回復のジャム×2)が付属し、スクウェア・エニックスe-STOREでの購入者には「灯火の手記」をモチーフとしたオリジナルメモ帳が数量限定で提供されます。


出典一覧:

4Gamer (1)|(2) / ファミ通.com / GameWatch / 電撃オンライン / Game*Spark / Automaton / IGN Japan / Gamer / ライブドアニュース

未分類
スポンサーリンク
スポンサーリンク
よろしければフォローをお願いします
タイトルとURLをコピーしました