新会社「Too Kyo Games」代表は『ダンガンロンパ』シリーズ小高和剛氏。『ゼロエスケープ』シリーズ打越鋼太郎氏や『Infinity』シリーズ中澤工氏など著名クリエイター陣が参加

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先日から話題となっていた新会社「Too Kyo Games(トゥーキョーゲームス)」の設立メンバーが発表されました。同社はゲームやアニメといったエンターテインメントコンテンツを制作する会社。基本的には企画・原作に注力しながら、デザインやシナリオ、音楽、そしてプランニングを起点にし、他の開発会社と組んでゲームを制作していくとのこと。また、アニメなども手掛けるが、あくまでもゲームをメインに据えているそうです。

昨年10月か11月頃から本格始動しているというトゥーキョーゲームスですが、現在は4つのプロジェクトに取り組んでいるとのこと。まだまだ作品の詳細を明かせる段階ではないようですが、各作品のキャッチコピーやコンセプトアートなどの基本的な情報が公表されたのでご紹介していきます。

【更新:2018/09/11 20:30】各作品の詳細などを追記しました。

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トゥーキョーゲームス設立メンバー

  • トゥーキョーゲームス代表:小高和剛
    代表作:ダンガンロンパシリーズ
  • コンポーザー/アレンジャー:高田雅史
    代表作:ダンガンロンパシリーズ、夢王国と眠れる100人の王子様
  • キャラクターデザイナー/イラストレーター:小松崎類
    代表作:ダンガンロンパシリーズ、Fate/Grand Order
  • イラストレーター/キャラクターの:しまどりる
    代表作:ダンガンロンパシリーズ、Fate/Grand Order
  • ディレクター/シナリオライター:中澤工
    代表作:Ever17、ルートダブル
  • 小説家/シナリオライター:小泉陽一郎
    代表作:ブレイク君コア、絶対絶望葉隠
  • ディレクター/シナリオライター:打越鋼太郎
    代表作:ゼロエスケープシリーズ

1作目について

  • キャッチコピー「小高&打越共同シナリオ作品!”極限”×”絶望”」
  • 小高氏:普段は1人で書くことが多いが、会社を作ったからには、2人で共同シナリオもやっていきたい。
  • 打越氏:海外からは共同シナリオを望む声が届いていた。
  • 小高氏が原案を考えて、打越氏が練り込むという感じで制作中。
  • 設立メンバー全員が制作に携わる。デザイン方面は小松崎氏とどりる氏で分担する。
  • タイトル、プラットフォーム、ジャンル、発売時期などは未定。小高氏「フリーダムにやろうと思っているので、意見を送って欲しい」

小松崎類氏によるコンセプトアート

2作目(アニメ)について

  • キャッチコピー「全・員・悪・玉」
  • ゲームではなくアニメ。
  • スタジオぴえろによるオリジナル作品として制作
  • 監督は『ペルソナ』劇場版アニメなどを手掛けた田口智久氏。シナリオはアニメ『ダンガンロンパ3』の海法紀光氏。小高氏は原作を担当。
  • 90年代くらいのアクションをやりたい。キル・ビルやスナッチなど。全員悪玉。犯罪者しか出てこない。

小松崎類氏によるコンセプトアート

3作目について

  • キャッチコピー「子供たちの、子供たちによる、子供たちの為のデスゲーム」
  • 戯言シリーズのイラストレーター竹氏と組んで制作。
  • 小学生の子供たちがデスゲームをする。子供たちのジュブナイルを盛り込みたい。子供たちならではの小さい青春みたいな。単なるデスゲームとは違う。見たことのないデスゲームになる。
  • 打越氏がシナリオ、小高氏が総監督。小泉氏がセカンドシナリオライター、中澤工氏がディレクター。打越×中澤「Ever17」コンビが贈るデスゲーム。
  • コンセプトアートには、メッセージやテーマが盛り込まれている。色々な秘密が隠れているので、推理してみると面白いかもしれない。

竹氏によるコンセプトアート

4作目について

  • キャッチコピー「スパイク・チュンソフト×トゥーキョーゲームスが贈るダークファンタジー風アドベンチャー」
  • 小高氏「スパイク・チュンソフトから離れても一緒に仕事をし続けたいと思っていたので、新しく企画を立てて、是非やらせて頂きたいということで進めているタイトル」
  • 独特な街をひとつ作り、そこで起きた殺人事件を発端とする推理アドベンチャーをやりたい。世界観のイメージ的にはティム・バートンのようなダークファンタジー。
  • 高田氏や小松崎氏、しまどりる氏といったダンガンロンパを制作したメンツにも参加してもらって、新たな推理アドベンチャーをスパイク・チュンソフトと一緒に作る。
  • 『ダンガンロンパV3』でトリックを考えてくれた小説家・北山猛邦氏にも協力してもらう。
  • なんと形容すればいいか分からないような独特な世界観を作っていきたい。

コンセプトアート

『ダンガンロンパ』シリーズについて

小高和剛氏が『ダンガンロンパ』シリーズについて、次のようにコメントしました。


「これからの新しいチャレンジを全て成功させたうえで戻ってみるのもいいかなと思っている。実際に作品として作れるかは分からないがそういう意気込み。逆に失敗して”あそこ稼げるじゃん”みたいな感じで戻りたくはない。ちゃんと成功してから戻る。じゃないとダンガンロンパファンにも失礼ですし、ダンガンロンパという作品にも失礼かなと思っている。成功した先に、満を持してではないが、さらにダンガンロンパというコンテンツを高められるような段階で戻れたら、それはそれで面白いかな。今このタイミングでやるんだみたいな。古巣に戻るじゃないですけど、そういう風にできたら面白いなぁと思ってるんで、目指していきたいなと思ってます」

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フィクションがリアリティーを殺す。触れた人の現実さえも変えてしまうようなオリジナルコンテンツを世界に送り出すために発足したTookyo Games
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