『キングダムハーツIII』野村哲也氏インタビュー:シークレットムービー視聴条件やDLCについて。海外で発生したROM不正入手の件にも言及「今後の海外同時発売は再考せざるを得ない」

ついに明日1月25日に発売となるPS4/Xbox One用ソフト『キングダムハーツIII』。ファミ通.comが掲載した野村哲也ディレクターのインタビューから、シークレットムービーの視聴条件や発売後のDLCに関する情報が明らかとなりました。また、海外で発生したROM不正入手の件にも言及しています。

シークレットムービー視聴条件

本作におけるシークレットムービーの視聴条件は「幸運のマーク」の撮影数のみ。
「幸運のマーク」とは、王様(ミッキー)のシルエットに似たマークのことで、様々な場所の背景に溶け込むよう巧妙に隠されている。
この「幸運のマーク」を各ワールドで発見し、ソラが持つモバイルポータルで撮影していくことがシークレットムービー解放の条件となっているが、その必要枚数は難易度によって異なる。
最も簡単な「ビギナー」の場合は全てのマークを撮影する必要があるが、スタンダード、プラウドと難易度が上がるほど必要な撮影数は減少していく。

※シークレットムービーは1月31日に配信です。

ダウンロードコンテンツについて

決定はしていないが、有料DLCについては何回かに分ける形ではなく一度に内容の濃いものを提供したいと考えている。
それらとは別に無料DLCも検討中。
長期間DLC作業を行うより、次回作を優先したい。

海外で発生したROM不正入手について

野村 ほっとできるかなと思っていたんですが、まったく休みも取れず気が抜けません(苦笑)。海外でROMが不正入手されるトラブルもありましたし。

――その件について、現状で言えることはあるのでしょうか。
野村 事件の顛末については、すでに我々の手を離れていることもあり、あまり詳細はお話しできないのですが……。間違った情報として、“大量に流出していて、複数のリーク元がある”かのように思われていますが、実際に流出したのは4本に留まっていて、リーク元はひとつであるにも関わらず、多数あるかのように拡散されたということは確認できています。とはいえ、そのひとつのために、『KHIII』を楽しみにしてくださっている方々に悲しい思いをさせることになったのは、非常に残念です。この件があったことから、ワールドワイドでの同時期発売はリスクが高く、今後自分が手掛けるタイトルについては、少なくともパッケージ版の全世界同時期発売を含め、再考をせざるを得ない状態になりました。

――この件はファンには残念な出来事でしたが、風評で良し悪しを判断するのはナンセンスだと皆さんわかっていらっしゃると思います。ついに発売日を迎えるということで、あとは存分に楽しむだけです。
野村 皆さんには、ぜひご自身でプレイして判断していただきたいです。『KHIII』は“おもしろいこと”を第一に制作しています。おもしろさのために、すべての要素やスタッフの努力があります。たくさんの“おもしろいこと”が詰まった『KHIII』を、ぜひ隅々まで遊び尽くしていただければと思います。