『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』「父親ニーアは出る?」「原作再現にこだわった部分、逆に変えた部分は?」開発スタッフがファンの質問に回答 ─ 尺が倍ほどになったというBGMの話題も

スポンサーリンク

本日配信の「よーすぴサンタ2020 #ニーアクリスマス特番」。2021年4月22日に発売が予定されている『ニーア レプリカント』バージョンアップ版『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』コーナーにおいて、開発スタッフや出演声優がファンからの質問に回答しました。その中から、一部を抜粋してご紹介します。

スポンサーリンク

『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』コーナーより

出演者
ヨコオタロウ氏:ニーアシリーズ クリエイティブ・ディレクター
齊藤陽介氏:ニーアシリーズプロデューサー
伊藤佐樹氏:「NieR Replicant ver.1.22474487139…」ディレクター(トイロジック)
安元洋貴氏:「白の書」役声優
門脇舞以氏:「エミール」役声優
岡本信彦氏:「少年期主人公」役声優

BGMについて

  • ヨコオ氏「レプリカントの曲はだいたい好きじゃなくて。理由は岡部さん(岡部啓一氏。BGM作曲者)に曲を作れと言うと、さぼってフレーズをすごく短くする。短くした結果、ゲーム中でものすごく繰り返し聞くことになって、正直言って耳が死んだ。最初は良かったけど、どんな曲も1年聞き続けるとゴミになると痛感した」
  • 齊藤氏「そのおかげでこのバージョンアップ版…なんとBGMが…」
  • ヨコオ氏「バージョンアップしてます!どうバージョンアップしているかと言うと、長くなってます。飽きるからやだ!長くしてくれ!って言って」
  • ということで、BGMも原作よりも長いバージョンアップ版に。だいたい倍くらいの長さになっているとのこと。ヨコオ氏も齊藤氏も「すごく良くなっている」と絶賛。

声優の皆さんへ。10年前と今回で演技を変えた部分はありますか?

  • 岡本信彦氏「10年前は息遣いを大分繊細にやっていて、これを再現するのは無理だと思い、今のままの演技プランで構築させてもらった。だから息がちょっと違います」
  • 門脇舞氏「オートマタにも出演させてもらったので、それを経験して改めて思うエミールを考えた」
  • 安元洋貴氏「言えないことが多いんですけど、10年前の自分の演技を聞くと、すごく一生懸命に取り組んでいるなというか、いい方向に青さが働いているなと思った。あ、おれこの青さ失ってると思って、自分が老いたことに愕然としました」
    “白の書”役を受けたことについて「池畑慎之介さん(原作で白の書役を担当)がちょうど休業なさってたから、誰かが代わりにってことで。まぁ、誰がやっても絶対に原作信者にギャーギャー言われるから、だったら愛情がある俺が盾になろうと思って受けたんですけど。遺伝子を感じてもらえればと思って演じました」
スポンサーリンク

(海外ファンより)父親ニーアは出ますか?

齊藤氏「めちゃめちゃ売れたら考えますか」

ヨコオ氏「何本くらいですか?」

齊藤氏「うーん。オートマタの半分くらいでいいや」

ヨコオ氏「250万本!?ごめんなさい。父ファンの人諦めてください。250万本は無理です!」

齊藤氏「無理じゃないんじゃない?意外といくんじゃないの?海外の方は初見で遊ぶ人が多いことを考えるとワンチャンあるんじゃないかな。そうは思ってますが、まぁ日本の方は当然、ひとり3本ずつ勝手いただければ」

原作再現にこだわった部分、逆に原作と変えた部分は?

伊藤佐樹氏「原作から変えた部分は、当時は解像度が低くて気にならなかったところも、今作はすごく気になるところがたくさんあったので、そこは全部、今の人が楽しめるようにしようということで変えた。比較すると色んなところが変わっていることに気づいてもらえると思う。ぜひPS3とPS4を並べて遊んでほしい。

原作再現にこだわったところは雰囲気。イベントシーンとかで光が溢れる綺麗な場所とかは、グラフィックの作り方が変わってるので、どうしても見え方が変わってきてしまうが、原作の良かったあの雰囲気というのを、どうにか今の技術でより良くしつつも再現をしようと思って作っている」

ヨコオ氏「伊藤さん、そんなにグラフィックこだわってなかった気がしますけど」

伊藤氏「一応後ろの方で“それでいいですね”みたいにやってましたね、現場では」

ヨコオ氏「伊藤さんがこだわってたのはアクションじゃないですか」

伊藤氏「あ、アクションはこだわりましたね!」

ヨコオ氏「それを言わないと!」

伊藤氏「原作とはすごく変わったんですけど、原作の生っぽさみたいなものをすごく大事にしていて、アクションが変わっても、当時遊んだ手応えみたいな、良かったところは残すようにした。」

齊藤氏「アンドロイドでは許される人間離れしたアクションと、人間が許される範囲までのアクションみたいなこだわりは感じられるんじゃないかな」

ヨコオ氏「良きにつけ悪しきにつけ、オートマタの影響を凄く受けたレプリカントだと感じました」

伊藤氏「両作品の良いところを総取りしています」

タイトルとURLをコピーしました