スクウェア・エニックスは、Team NINJAが開発を手掛けるFFアクションRPG『Stranger Of Paradise: Final Fantasy Origin』を発表しました。プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series/Xbox One/PCで、2022年リリース予定。また、本日午前6時からPS5向け体験版が配信されます。
『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』発表用ティザートレーラー
開発スタッフ
ストーリー&シナリオ:野島一成
ディレクター:井上大輔
プロデューサー:藤原仁
コンセプト&クリエイティブプロデューサー&キャラクターデザイン:野村哲也
開発:Team NINJA
ストーリー
戦士たちは戦いの記憶を心の底にしまいこむ――
カオス討伐への強い思いを胸に、
カオス神殿の門を開ける主人公ジャックと
その仲間アッシュとジェド。
彼らは予言の光の戦士たちか、それとも――
ダークな世界観のもと、豪快かつ爽快なアクションバトルをお楽しみいただけます。
キャラクター
ジャック CV:津田健次郎
カオス討伐に対して強い使命感を持っている。立ちはだかる魔物を殺すことに躊躇は無く容赦なく蹴散らしていく。
ジェド:須田祐介
優しく明るい性格だが、アッシュと同等の実力を持つ。ジャックのことを尊敬しており、その力に憧れている。
アッシュ:宮内敦士
冷静で落ち着いた性格でパーティーを支える。ジャックの戦闘能力を認め信頼を寄せている。
イベントシーン
神殿へと潜入するジャック、アッシュ、ジェドの3人。
彼らが向かう先に、待ち受けているのは・・・
神殿の玉座には、自らを“カオスとなるもの”と名乗る、鎧の男がいた。
バトルシーン
2つのジョブを切り替えながら戦うことが可能。ジョブによって装備できる武器が異なり、攻撃スタイルもそれぞれ変化する。武器を使ったアビリティのほかに、FFシリーズならではのアビリティも。また、装備する防具によってキャラクターの見た目も変化する。
敵のブレイクゲージを削り切れば「ソウルバースト」でとどめを刺すことができる。敵は結晶化して砕け散り、ジャックのMPが回復する。
「ライトブリンガー」はMPを犠牲に、一時的にジャックを強化できる。敵をブレイクさせやすくする効果に加え、発動時に敵を吹き飛ばす。
道中には強敵となるボス級モンスターも登場する。
クリエイターメッセージ
クリエイティブプロデューサー 野村 哲也:
この『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』の企画の構想は『DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY』の後くらいでしょうか、次はキャラクターとの戦いではなくロケーションを攻略するタイプのアクションにしようと一人考えていました。
そのまま月日が経ち、また他の企画でFF の新シリーズとして「怒れる男の物語」を一人構想していました。そして更に月日が経ち、その時の企画が欲しいと言われ2つの企画を合体させた今回の企画を新たに用意しました。
「FINAL FANTASY」でありながら、らしくない。
でもこれは確かに「FINAL FANTASY」の血が通っている。
そういう難しい落としどころを探り、挑んでいる渋い作品となっています。
まだ完成までには少しお時間を頂きますが、バトルシステムも物語にリンクした血生臭いシステムになっていますので、この機会に是非触れて頂けると幸いです。
メインシナリオ 野島 一成(有限会社ステラヴィスタ):
「希望や夢ではない。飢えや渇きと似た感覚だと思ってくれ」
この台詞ができた時、物語が命を持ったような気がしました。
なぜ彼らはそれほどにカオスを倒したいのか。
では、彼らの希望や夢はなんなのか。
断章、断片だった物語のピースがこの台詞によって力強く結合した瞬間でした。
それから一気呵成に書き上げた物語がこの 『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』です。殺伐としたイメージを前面に押し出したゲームに寄り添うなかなか印象深い物語ができたのではないかと思っています。
ご賞味くださいませ!
プロデューサー 藤原 仁:
“A BOLD NEW VISION”と銘打たれたとおり、本作はこれまでの「FINAL FANTASY」シリーズとは一線を画す新しい挑戦に満ちています。
現段階ではその多くを明かすことはできませんが、本作の方向性やイメージなど、その挑戦の片鱗を今回ご用意いたしました体験版でお楽しみください。
世界中の皆様から頂くフィードバックは、本作の完成度をより高めるために非常に重要であると考えています。ぜひともアンケートやSNS などでご感想をお寄せください。
本作を皆様と一緒にプレイできる日を今から楽しみにしております。
ディレクター 井上 大輔:
本作は数ある「FINAL FANTASY」タイトルの中に新しい風を吹かせるべく開発されたタイトルで、位置づけ的には外伝作品ということになるのだと思います。
いわゆるナンバリングシリーズの発表ではなくガッカリされた方もいるかもしれませんが、本作はナンバリングシリーズでは出来ないような挑戦をしているタイトルです。
Team NINJA が作る地に足の着いた歯ごたえのあるアクション。返り血を浴びながら、文字通りちぎっては投げ、敵を粉砕していく主人公。その姿は、まるで――と、新しい風を少しでも体験していただきたく体験版を用意しました。まだまだ開発中ということもあり至らぬ点もあると思いますが、体験版を楽しんでいただければ幸いです。
また、気になった点、良かった点など今後の開発に生かすためにも皆様の感想を是非聞かせていただければと思います。
Team NINJA ブランド長/プロデューサー 安田 文彦(コーエーテクモゲームス):
30年前、『FINAL FANTASY IV』をプレイしたことがゲーム業界を志したキッカケなので、いつかFFシリーズに関わりたいという想いがありました。
Team NINJAでは『DISSIDIA FINAL FANTASY』を制作させていただく中、私自身は別ラインの担当となり毎晩枕を濡らしていたので、新しい「FINAL FANTASY」 、しかも【ORIGIN=原点】に繋がるタイトルに関わることができて本当に嬉しいです。
この度の体験版でプレイヤーの皆様からいただいたフィードバックも生かし、Team NINJA 一丸となって世界中のFF シリーズファン、そしてアクションゲームファンの期待に応えられるタイトルにしていきます!
ディレクター 臼田 浩也(コーエーテクモゲームス):
子供の頃から「FINAL FANTASY」をプレイして育って来たので、本作に関われることは非常に光栄です。また、FFシリーズ初の本格アクションゲームをTeam NINJAから世に放てることを本当に嬉しく思っております。
体験版では、様々なプレイヤーに楽しんでいただけるよう、難易度選択、周回プレイ、複数のジョブと武器種と色々な要素を詰め込んで、体験版向けに調整しておりますので、ぜひプレイしていただき、ご意見・ご感想をお聞かせください!
ディレクター 隈部 宣道(コーエーテクモゲームス):
光の戦士(?)であるジャックが、返り血を浴びながらもモンスターを破壊し尽くすアクションゲームとして、新しい「FINAL FANTASY」を発表することができました。私自身もFFシリーズの大ファンなので、「血塗られた」ジャックが「英雄」になれるよう発売に向けて尽力していきます!
Team NINJAらしい難易度で作られた本作ですが、慣れてくれば爽快に敵を倒すこともできますので、体験版では様々な武器やアビリティを試しながら、何周も遊んでいただけると嬉しいです。難易度の変更もあるので初めは低い難易度からプレイし、徐々に高難度にあげていく遊び方もオススメです!