PLAYISMとバカーが運営するゲーム連載メディア「ゲームマガジン」は、Nintendo Switch版『被虐のノエル』を2022年2月10日に配信開始すると発表しました。価格は2,480円(税込)です。PS4/Xbox One版も順次リリース予定とのこと。あわせて、「カゲロウ・プロジェクト」などで知られる じん氏書き下ろしの主題歌MVも公開となっています。
Nintendo Switch版『被虐のノエル』について
Nintendo Switch版『被虐のノエル』、ついに2月10日登場
2016年の連載開始以来「ゲームマガジン」で高い人気を誇る伝奇アドベンチャーゲームで、コミカライズ、ノベライズはシリーズ累計31万部を突破し、2019年には豪華声優陣によるドラマCDもリリースされオリコン初登場23位と話題を集めた『被虐のノエル』がNintendo Switchにて2022年2月10日(木)、いよいよ発売が決定いたしました!
今回は2016年から続くゲームマガジン連載版の前半部に当たるSeason1~Season7を大幅にアップグレードして収録。ゲームや演出が大幅に強化される一方、セリフやストーリーも大きく追加された、まさに本格的なリメイク作品です。今後、PlayStation4、Xbox Oneでも同内容の移植が行われる予定です。
「カゲロウ・プロジェクト」じんの新曲「逆光同盟」がゲーム主題歌に。楽曲、そして本作の世界観を表現した本作 OP ムービーを公開。
Nintendo Switch版『被虐のノエル』では起動後の画面で、オープニングムービーとして、主題歌に乗せてアニメーションが流れます。主題歌「逆光同盟」を手がけたのは、「カゲロウ・プロジェクト」などで有名なじん氏。“じん featuring カシ”として、作品の世界観を深く掘り下げた歌詞と、ピアノの音色が印象的な楽曲を提供しています。
また、ムービーは、カナヲ氏と同じくフリーゲームの世界で活躍してきた、『殺戮の天使』作者の真田まこと氏が監督。同じ個人ゲーム制作者として、本作および「逆光同盟」の歌詞の意図を汲み、多彩な動きのアニメーションで世界観を表現しています。
OP映像:制作スタッフ
映像
- 監督/Vコンテ/撮影:真田まこと
- 原画/着彩:negiyan
- 背景/着彩:mineo
- 動画:日下部一、mineo、negiyan
- 原作監修/原画ラフ提供:カナヲ
音楽
- 主題歌「逆光同盟」
- Vocal:カシ
- Chorus:葛岡みち、高柳千野、渡部沙智子
- Drums:伊吹文裕
- Bass:二家本亮介
- Sax:庵原良司
- Guitar, Piano, Programming & All other instruments:じん
- Recording Enineers:滑川高広、神谷ちなみ、茂古沼良馬(birdiehouse)
- Mixing Engineer:滑川高広
- Sound Directors & Production coordinate:山田公平(APDREAM)、廣澤優也(APDREAM)
- Artist Managers:樋口はるき
UI・演出・ゲーム要素などを大幅にアップグレード。本来のプレイしてほしかった『被虐のノエル』へ!
ゲームマガジン連載版では、主にスマートフォン上でのRPGツクールの挙動の限界から、表現可能なゲームや演出が大幅に制約を受けてきました。しかし今回コンシューマ版で発売されるにあたり、その制約から解き放たれて、大幅に様々な要素が強化されました。また、スマホのタップ操作を意識していたプレイ体験も、ゲームコントローラーで遊ぶ観点から見直し、よりコアなゲーム好きの方々の期待にも応えられる内容になっています。まさに「本来プレイして欲しかったゲーム体験」を提供した内容になっています。
一方、既に最終章に差しかかった連載版の内容を踏まえ、キャラクターのセリフを掘り下げ、この物語をさらに深く楽しめるようにアップデートしています。本作の最大の魅力であるストーリーを、既にプレイした人も新鮮な気持ちで味わえる内容になっています。
未公開ストーリーSeason3.5を収録。新規の追加ストーリーが登場!
今回のリメイク版では、さらに新規の追加ストーリーSeason3.5が登場します。
シリーズ初期の「バロウズ編」最終話にあたるSeason3と、シリーズ中盤の「ジリアン編」最初にあたるSeason4の合間に起きていた出来事を、ラプラス市内の様子を描きながら展開していくストーリーとなります。
こちらは完全新規のストーリーとなっており、ゲームマガジンでの連載版を遊んできた人にも初見で楽しんでもらえる内容になっております。
あらすじ
プロのピアニストを両親に持つ少女ノエルは、ラプラス市内で開催されたピアノコンクールで優勝を逃し、栄誉ある“式典奏者”に選ばれず、ひとり絶望を味わうことになる。そんななか声を掛けてきた市長バロウズから選考に不正があったことを聞き、その言葉を信じて彼が指定した廃ビルへ向かったノエル。自身が“本当の式典奏者”になるため大悪魔カロンを呼び出して“契約”をした直後、契約の代償として身体の一部を奪われてしまうのだった。瀕死状態に陥ったノエルだが、バロウズに利用されて怒りが収まらないカロンに救われ、彼からバロウズへの“復讐”を持ちかけられる。協力関係を結んだ二人は、次々と訪れる危機に立ち向かいながらも次第にバロウズを追いつめていく。